東京アカデミー大阪校
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こんにちは。東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当です。
先週のブログ↓↓
「教職教養」って何?① https://www.tokyo-ac.jp/blog/411489/
今日はその続きです。「教育心理/教育史」です。
「教育心理」と「教育史」は、“教育の歴史”にあたります。
そのため、覚えることが多く「暗記が苦手…」という意識がある方は避けたい分野かもしれません。
しかし、「歴史」ということは、他分野と違って情報が今以上に増えることはめったにないということです。
要点を絞って得点に繋げましょう♪
教育に関する心理学の分野です。
例えば、
・発達の理論(ピアジェの認知発達理論、エリクソンの8つの発達段階、スキャモンの発達曲線 などなど)
・学習の理論(パヴロフの古典的条件づけ理論、バンデューラのモデリング、エビングハウスの忘却曲線 などなど)
・人格と適応(マズローの欲求階層構造説、合理化や昇華などの適応規制 などなど)
・教育評価(ブルームらの診断的評価等、ピグマリオン効果やハロー効果 などなど)
などがあたります。
「西洋教育史」は、西洋の教育の歴史に関する分野です。
例えば、
・コメニウス(チェコ)の体系的教授法、著書『大教授学』や『世界図絵』
・ヘルバルト(ドイツ)の四段階教授法、著書『一般教育学』
・パーカーストのドルトンプラン/ペーターゼンのイエナプラン etc…
などがあたります。
「日本教育史」は、日本の教育の歴史に関する分野です。
例えば、
・貝原益軒の日本最古の体系的教育書である著書『和俗童子訓』や『養生訓』
・学校制度の変遷(1872年 学制→1879 教育令→1880 改正教育令 etc…)
などがあたります。
もちろん「歴史」なので、前後の繋がりも大切です。
前後の繋がりとは、「どのような背景/影響があって、その人がそれを唱えるようになったのか」という繋がりです。それを理解できていると、どの順番なのか、いつの時代なのか、それらを整理することができます。
※前回のブログ同様、「※見方によって異なります」、です!
学習方法(ブルーナーの発見学習やアロンソンのジグソー法)が、教育原理だったり教育心理だったり教育史だったり…
ソクラテスの産婆術が教育原理だったり教育心理だったり…。問われ方によって変わります。
次回は最終回、「教育法規」についてご説明いたします。
現在①、②とお届けしておりますが、少しでも「あ~大学で習ったな…」というものはありましたか?(/・ω・)/
(例として用いたものは、私が大学生のときに習った中で特に印象に残っているものです。“パヴロフの犬”実験は、なんと言いますか、当時の私にとって大変印象深かったというか…衝撃を受けたことを覚えています。)
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