東京アカデミー大阪校
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こんにちは。東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当です。
そろそろ8月が終わりますが、まだまだ暑い日が続きますね…。9月~10月、毎年私は花粉症に悩まされます。近付く花粉の季節に向けて、心の準備を始めようと思います。
さて、今週のブログです。
教員採用試験で課される試験内容には、一般的に、
(筆記試験)
・教職教養/一般教養
・教科専門
・論作文
(人物試験)
・模擬授業
・実技試験
・ロールプレイング/場面指導
・個人面接/集団面接/集団討論
といったものがあり、自治体によって課される内容やどのタイミング(一次試験や二次試験など)で課されるのかが異なります。
この中から、教職教養についてご説明いたします。
教職教養を大きく分けると、
教育原理/教育時事/教育心理/教育法規/教育史
の五つに分けられます。
ただ、私が大学生のときには、「大学で習った講義のうち、どの講義が教育原理にあたって、どの講義が教育史にあたるのだろう…」と思っていました。
(1~3回生のときに私が受けていた大学の講義は、「教育原理」などの分類が無く、「学校の役割と経営」や「学校安全」という講義名でした。後々知ったことですが、いずれも主に「教育原理」にあたる講義内容でした。)
これから2025夏の教員採用試験に向けて、教職教養の学習を進められる方も多くおられると思います。
また、試験情報を調べる中で、「この自治体は教育心理の出題が無い/この自治体では、教育原理が問題の5割出題される」などの情報を得る機会もあると思います。
その際、情報をより適切に把握できるように、このブログが参考になれば幸いです。
大きな言葉で説明すると、「教育の目的、意義、方法などの基本的な原則」にあたります。
例えば、
・教育基本法(第1条では「教育の目的」が、第2条では「教育の目標」が示されています。)…※⑴
・様々な教育方法(ソクラテスの産婆術、コメニウスの直観教授、ケッペルのティーム・ティーチング、モジュール学習 などなど)…※⑵
・教育課程や評価/学習指導要領(学習指導要領の変遷を含む)
・道徳教育/人権教育/同和教育
・特別活動
・生徒指導(『生徒指導提要』)/特別支援教育
・社会教育/生涯学習
・学校運営/学級運営
などがあたります。
ただ、弊社も使用しますが、教職教養の出題数データの記載には「※見方によって異なります」という文言が使用されているのをよく見ます。
というのも、例えば※⑴の教育基本法は、出題の仕方によっては「教育法規」や「教育史」に分類されます。※⑵の様々な教育法は、出題の仕方によっては「教育史」や「教育心理」に分類されます。他項目も同様に、出題の仕方によって分類が異なることを頭の片隅に置いておいてください。
また、次に記載する「教育時事」も、見方によっては「教育原理」に含まれると捉えることもできます。
教育に関する資料等(法規や答申、通知など)は、新しいものが出されたり、元々出ているものが改訂されたりすることが多くあります。そういったものからの出題が「教育時事」に分類されます。
「教育時事」の勉強は大変難しいといわれます。しかし、一定数出題される分野になるため、近年出されたものの確認&重要度の把握等が必要になってきます。
次回は、「教育心理/教育史」についてご説明いたします。
膨大な教職教養ですが、重要度の高いものや最新の教育時事などを把握することが、効率的な学習につながります。
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