東京アカデミー大阪校
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みなさんこんにちは。東京アカデミー大阪校の公務員担当です。公務員担当が直接まちに出向き、自治体研究を行い記事にするフィールドワークブログの特別編です。今回は、話題の子育て複合施設「おにクル」に行ってきました。
JR茨木駅と阪急茨木市駅のちょうど中間に位置し、向かいには茨木市役所があるという抜群の立地。そこに近未来的な建物が・・・。筆者は平日の14時頃に行きましたが、「とにかく賑わっている!」というのが第一印象です。子育て支援の役割だけでなく、市民が交流できる空間が沢山ありましたよ。
有名建築家「伊東豊雄さん」の設計による特徴的な建物。
市の施設とは思えない外観も、拠点施設として人が集まる理由の1つなのかもしれません。
施設本体が22時まで営業されているのも魅力です。
ちなみにロゴマークは、「鬼の目とツノ、7層のフロアを貫く吹き抜け空間“縦の道”を俯瞰した様子を螺旋で表現」しているそうです。
子どもたちの遊び場と市民の交流スペースに隔たりがなく、施設のキーワードである「育てる広場」を強く感じました。
単なる子どもの遊び場ではなく、保護者や子どもたちの交流スペースとなる空間が多数ありました。
「場」の提供にとどまらず、「ゆったり」できる「機会」を創出しているように感じます。
吹き抜けで開放的な図書スペースは、「図書館」ではなく「図書交流スペース」であると感じました。
一般的な市民図書館とは一線を画した空間づくりへのこだわりがありますね。
全7階のフロアーの全てが交流スペースになっています。
子育て支援施設を中核としていますが、多世代が交流できる仕掛けづくりが「複合的」になされています。
また、文化講演会が頻繁に実施されたり、アート作品を楽しめたりと、「文化施設」としての機能も果たしています。
正式名称「茨木市文化・子育て複合施設 おにクル」どおりの複合施設ですね。
向かいには市役所本館が。市職員の往来も多数見られました。
行政機関が集中しているのも市民の利便性向上に貢献しているようです。
おにクルは、全フロアーが市民の交流スペースとなっています。
「子ども×子ども」「子ども×保護者」「保護者×保護者」「子ども×地域の高齢者」「保護者×地域の高齢者」などなど、
多世代が交流している光景が印象的でした。
地域コミュニティが希薄化した昨今において、市の複合施設でコミュニティを形成しようとする取り組みからは、
学ぶべきものが多くあるように感じます。
いかがでしたか。実際に見て・感じてこそわかるまちの魅力があります。
みなさんも自治体研究の際には、ぜひフィールドワークに行きましょう!
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