【高卒公務員】郵便料金が値上げ！その影響は？

皆さんこんにちは！
公務員試験対策の予備校、東京アカデミー神戸校公務員担当です。

さて、少し前ですが2024年10月1日より郵便料金の値上げが発表されました。
通常はがきは63円→85円、定形郵便物は重さの区分を問わず110円に統一されることが発表されています。
合わせてレターパックの料金改定など、全面的に値上げされます。
その背景や影響についてお伝えしていきたいと思います！

郵便配達料金値上げに至った理由

今回の値上げは消費税増税時以外だと、1994年以来30年ぶりの値上げとなります。
その理由としては大きく2点あります。

1つ目はSNSや電子メールの普及により、郵便物が大幅に減少したことです。
2001年と比較すると、2022年には郵便物はほぼ半減していることが大きな影響の一つです。

2つ目は郵便物の量が減っているにも関わらず人件費が増加していることです。
郵便物が増加しているといっても、配達するには郵便を仕分ける人、拠点まで運ぶ人、郵便物を届ける人など
今までと同程度の人員は必要となります。
そのため、郵便物の減少が人件費の減少には繋がらないのです。
また、配達するにあたって物価の上昇なども要因には挙げられます。

そのため日本郵便は赤字が続いています。
据え置きの料金だとかなりの赤字となるため、今回値上げに踏み切ったと言えます。

郵便料金値上げによる影響

もちろん日々の日常生活でも影響は出てくると思いますが、
この値上げによる2025年の年賀はがきも値上げされます。
11月1日より2025年の年賀はがきが発売となります。
ついこの間年が明けたと思ったらもうお正月の準備だなんて早いですね…（笑）
年賀状についても近頃LINEを中心としたSNSで済ます方も多くいることから
今年は前年と比べ、25％減の発行枚数となるとのことです。
今年は関西万博の公式キャラクター、ミャクミャクが描かれた年賀はがきも発売されますよ！

郵便料金は値上げとなりますが、今年は気分を変えて年賀状を出してみるなんていかがでしょうか？