東京アカデミー松山校
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公務員の専門予備校、東京アカデミー松山校では、
単なる知識の習得だけでなく、社会の課題に向き合う力や、意見を構築するスキルを重視しています。
その一環として実施しているのが、受講生の面接対策や実務に役立つ「コミュニケーショントレーニング(通称:コミュトレ)」です。
コミュトレでは、受講生たちがグループで社会的なテーマについて調べ、意見を交わしながら解決策を考えていきます。
今日はその初回授業を実施し、取り上げたテーマは「ビジネスケアラー」と「2025年問題」でした。
この取り組みを通じて、受講生がどうやって公務員試験に合格するための実践的なスキルを身につけているのかをご紹介します。
今回のテーマである「ビジネスケアラー」と「2025年問題」は、日本が直面する超高齢化社会における重大な課題です。
経済産業省のデータによると、仕事と家族の介護を両立するビジネスケアラーの数は2030年には318万人に達すると予測されています。
また、介護と仕事の両立により労働者の生産性が低下し、日本全体で約9兆円の経済的損失が見込まれています。
こうした状況を背景に、国や自治体がどのように対応しているのかを調べ、受講生は公務員試験に必要な社会的な問題意識を育んでいきます。
コミュトレの特徴は、国、県、市がそれぞれの立場から課題に対するアプローチが異なることを学ぶ点です。
例えば、国は大きな政策を策定し、都道府県はそれを基に地域特有の施策を進めます。
市区町村では、さらに地域に密着した具体的なサービスが提供されます。
同じ公務員でも、その職種や役割によって解決策が異なるため、受講生は自分に合った公務員のキャリアパスを考えることができます。
コミュニケーショントレーニング(コミュトレ)の目的は、
単なる知識の共有に留まらず、受講生が主体的に考え、議論し、自分なりの意見を構築する力を養うことです。
これは、公務員試験の面接や実務において非常に重要なスキルです。
受講生は、社会の課題に対する理解を深めながら、自分に最適な公務員像を描き、合格を目指す過程での自己成長を遂げていきます。
公務員として社会に貢献するためのスキルは、知識だけでなく、地域の課題に向き合い、解決策を考える力です。
東京アカデミー松山校では、コミュトレを通じて、受講生がその力を身につけ、公務員試験の合格へと導いています。
あなたも、コミュトレを通じて、自分の強みや目指すべき公務員像を明確にし、試験に備えましょう!