東京アカデミー大阪校
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こんにちは、看護師国家試験対策の予備校 東京アカデミー大阪校担当です。
ようやく秋の気配が感じられるようになってきましたね。ただ、急に寒さを感じられる日があるようですので、皆様も体調管理には十分ご注意してください。
本日は、看護師国家試験の「老年看護学」について、出題傾向とその対策についてお話しさせていただきます。
【出題傾向】
「老年看護学」は、例年、老化に伴う変化、高齢者に多い疾患、社会保障制度などについて出題されています。111回の一般問題は、老化に伴う変化に関する問題が多く、状況設定問題においても心不全、認知症、脳梗塞の看護という頻出の内容であったため、正答率は約91%と高い数値となりました。また、出題基準が改訂された112回から、一般問題にカタカナ用語の出題が目立ってきています。113回では、リロケーションダメージ、セルフ、ネグレスト、エイジズム、アディクション、アンチエイジング、サルコペニアなどが出題されました。また、状況設定問題では、Alzheimer〈アルツハイマー〉型認知症、変形性股関節症、切迫性尿失禁など頻出疾患ついて出題されたため、正答率は約84%ととなり112回の約79%を上回りました。
【対策】
「老年看護学」は、過去問題を解き、頻出内容を整理し理解することが合格への近道です。また、出題基準の小項目にあるカタカナ用語は必ず調べて確認しておく必要があります。「地域・在宅看護論」などと関連する内容も出題されるため、高齢者に関する統計のデータや、高齢者を取り巻く環境、社会保障制度(老人福祉法、介護保険法、高齢者虐待防止法、後期高齢者医療制度、成年後見制度など)についてまとめておくといいでしょう。
「老年看護学」は、過去問題を解いて、頻出内容を整理して理解しておきましょう!
【第114回看護師国家試験対策】
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