東京アカデミー大阪校
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こんにちは、看護師国家試験対策の予備校 東京アカデミー大阪校担当です。
秋を感じられる季節となってきましたが、急に寒さを感じる日もあるようですので、皆様も体調管理には十分ご注意してください。
本日は、看護師国家試験の「小児看護学」について、出題傾向とその対策についてお話しさせていただきます。
【出題傾向】
「小児看護学」は、例年、成長発達のアセスメントが必ず出題されています。111回は、一般問題で情緒の分化やストレス因子と発達段階の組み合わせなどの問題が出題され、過去の出題形式と異なっていたため、正答率がやや低下しました。112回の状況設定問題では、川崎病、白血病、気管支喘息などの頻出疾患が出題され、正答率は約88%と高値となりました。113回の一般問題では、医療処置に対するディストラクション、乳児に対する一次救命処置という過去と異なる出題によって難易度が増し、正答率が約68%となりました。状況設定問題においても先天性食道閉鎖症や自閉スペクトラム症など、頻出疾患以外の問題が出題され、正答率は約82%となり、一般・状況設定問題ともに過去3年で最低となりました。
【対策】
「小児看護学」は成長発達についてのアセスメント問題が頻出となっています。それ以外に、小児に特徴的な疾患(感染症、川崎病、ネフローゼ症候群、先天性疾患、腸重積症、肥厚性幽門狭窄症、白血病、気管支喘息、1型糖尿病、脱水など)の看護について学習しておく必要があります。また、小児看護に関する法律(児童福祉法、学校保健安全法、母子保健法、児童虐待防止法など)についてもまとめておくといいでしょう。
「小児看護学」は、成長発達についてのアセスメントや、小児に特徴的な疾患をおさえておきましょう!
【第114回看護師国家試験対策】
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