東京アカデミー難波教室
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みなさんこんにちは。東京アカデミー大阪校の公務員試験担当です。
10/11(金)に興味深いニュースがありました。
今年の過労死白書が11日に公表され、芸術や芸能分野に従事する人へのアンケートでほかの業種に比べて長時間労働の傾向にあることが明らかに。厚生労働省は「長時間労働の削減に向けた対策を進めるとともに、芸術や芸能分野ではフリーランスで働く人も多いので、11月に施行されるフリーランスの人たちを保護する法律を周知し、過労死などの防止に取り組んでいきたい」としています。企業に属していない人たちの働き方もより尊重されるべきですね。11月に施行される法律についても注視が必要です。
ここで、変化する日本の働き方を確認していきましょう!(論文や集団討論試験のテーマとしても頻出ですよ!)
【予想問題にチャレンジ!】
次の日本の働き方に関する記述のうち妥当なものはどれか
1 2023年度、最低賃金が初めて全国平均で1100円を突破した。
2 単発・短時間の仕事を請け負う働き手をフリーランスという。
3 フリーランス保護のための新法が2023年4月に成立した。企業から業務委託を受けるフリーランスは労災保険に加入できるよう政府は制度を改める方針である。
4 終業から始業まで一定の休息期間を設ける「勤務間インターバル」を導入する企業は20%を超えている。
5 働き方における男女の格差が縮んでいる。管理職に占める女性の割合は30%を超えている。また、男性の育児休業の取得率も30%を超えた。
【解説】
1 2023年度、最低賃金が初めて全国平均で1000円を突破。全国最高は東京都の1113円で、最低は岩手県の893円である。
2 単発・短時間の仕事を請け負う働き手はギグワーカーといわれる。例:ウーバーイーツの配達員
会社などの組織に雇われない自営業者等のフリーランスに含まれる。フリーランスは推計約462万人(2020年)に上る。
3 正しい
4 導入企業は2023年で6.0%にとどまる。政府は2025年までに15%以上とする目標を掲げる。
5 働き方における男女の格差是正に関する制度や取り組みは進んでいるが、女性の雇用環境が改善されたとは言い難い。管理職に占める女性の割合はわずか9.8%(2023年)であった。また、育児休業制度は、女性の取得率が80%なのに対し男性は17%にとどまっている。
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