東京アカデミー大阪校
ブログ
皆さん、こんにちは。
東京アカデミー大阪校の多田です。
もう10月も下旬になりましたね。
日中は10月下旬とは思えない暑さが続き、季節の感覚がおかしくなりそうですが、
看護師国家試験まで、あと115日なんですよね・・
そろそろ、統計データや法制度などもチェックして、わが国の衛生状況を整理していかなければ、という時期ですね。
コロナ禍前までは、結核をはじめとした感染症対策、生活習慣の改善による発症予防(一次予防)を推進する生活習慣病対策に重点が置かれ、国家試験でもよく出題されていました。
しかし、コロナ禍以降、医療機関や保健所だけでなく、介護施設や飲食店、学校、家庭などでも、感染症対策が重視され、看護師国家試験でも、これまで以上に感染症を問う問題、もしくは関連する項目が出題されると考えられます。
過去の問題をみてみましょう。
【107回 午後問題76】
感染症と保健所への届出期間の組合せで正しいのはどれか。
1.結核――診断後7日以内
2.梅毒――診断後直ちに
3.E型肝炎――診断後直ちに
4.腸管出血性大腸菌感染症――診断後7日以内
5.後天性免疫不全症候群〈AIDS〉――診断後直ちに
(正解) 3
過去問を解く際、正解の3「E型肝炎」を確認するだけで終わるのはもったいないです。
他の選択肢も必ず、教科書に立ち戻って確認をしましょう。
選択肢1・・2類感染症⇒診断後、直ちに!
選択肢2・・5類感染症⇒診断後7日以内
選択肢3・・4類感染症
選択肢4・・3類感染症⇒診断後、直ちに!
選択肢5・・5類感染症⇒診断後7日以内
組み合わせ問題は、どこが間違っているのかをチェックしておくと、必ず役に立ちますよ!
どの選択肢も、国家試験で出題される可能性の高いものばかりです。
きちんと知識の整理をしておいてくださいね。