東京アカデミー東京校
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皆さんこんにちは!公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの大宮校公務員試験担当です。
先週の海上保安学校のブログに続き、本日は国家公務員「海上保安大学校」のご紹介です。
海上保安大学校は、先週ご紹介した海上保安学校と名称は似ていますが、
海上保安学校→「海上保安庁の基本的業務を担当する職員を養成」する学校
海上保安大学校→「海上保安庁の幹部職員を養成」する学校
という違いがあります。
海上保安大学校学生採用試験に合格すると、学生であると同時に国家公務員となり、給与を頂きながら、海上保安官になるために教養から専門、実務まで全寮制の学校で学び、卒業後は国土交通省海上保安庁の職員として勤務することになります。
◎所在地 広島県呉市
◎設置課程 ①本科 ②専科 ③研修課国際業務課程
◎研修期間 ①4年 ②6か月 ③3か月
◎初任基本給 166,600円(2024年度)
初級幹部として巡視船などに乗り組み、海難救助、海上環境の保全、海上犯罪の予防、海上交通の安全確保などの海上保安業務を担う。
⇒希望と適性により、パイロット教育を受けた後、航空要員として海上保安業務を担う。
⇒本庁・管区本部などの陸上勤務。海上保安行政の企画・立案、各省庁などとの協議・調整などを担う。
⇒海上・陸上勤務を交互に経験しつつ、管区海上保安本部・保安部・大型巡視船などの長として海上保安行政を担う。
第1次試験受験者数 276名
第1次試験合格者数 133名
最終合格者数 101名
倍率 2.7倍
海上保安大学校では合格倍率が減少傾向にあり、チャレンジしやすい試験となっています。
これを機に是非海上保安大学校がどのようなものなのかを知って、公務員試験受験の選択肢の一つとしていただければと思います。
詳しくは、海上保安大学校のサイトをご覧ください。
https://www.academy.kaiho.mlit.go.jp/