東京アカデミー青森校
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こんにちは。青森県・青森市等の公務員試験合格のための予備校=東京アカデミーの佐井です。
さて、今回は前回の教養政治と憲法の関連に引き続き、「地方自治」分野についての教養政治と憲法、行政法、行政学の関連学習についてお話ししたいと思います。
地方自治分野は教養政治、憲法で共通して出題され、さらに行政法や行政学でも取り扱われています。
それぞれ出題の深度や方向性に違いがありますが、まとめて学習すると効果的です。
●科目ごとの出題の違い
【教養政治】地方自治体における役職・組織・機関の役割や権限の理解
【憲法】憲法的な原則や理論に重点を置き、地方自治が国の体制の中でどのように保障されているか、地方自治の自主性や住民の参加が憲法上どう位置づけられているかが出題される
【行政法】地方自治体がどのように法的に位置づけられており、どのような法的な権限や義務を持つのか、そしてその活動がどのように法律によって規定され、制約されているかが出題される
【行政学】行政組織や制度運営の視点で、地方分権改革、地域ガバナンス、政策の実施プロセス地方自治体の効率的な運営、政策立案、住民との関係や地方分権が出題される
●まとめて 勉強しよう
地方自治の学習は、科目ごとに分けるのではなく、次のようにまとめて学ぶと効果的です。
まず、教養政治では地方自治の組織と役割を理解し、憲法と行政法で組織の法的権限や制約を学習します。
さらに、行政学で地方分権の動向を整理します。
特に憲法と行政法は、憲法が地方自治の原則を定め、行政法がその具体的な運営や手続きを規定しているため、互いに補完的な関係にあります。
このため、憲法と行政法の分野は特にまとめて学習することが効果的です。
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