東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは。看護師国家試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の大東です。
10月6日(日)に公開実施された 第114回看護師国家試験対策 第2回全国公開模試の成績表はご覧になりましたか?
模試は国家試験の予想問題として受験することももちろん大切ですが、復習も効果的に行うことで、より知識が身につきます!
復習といっても、間違っている問題の解説をざっと読むだけでは知識が定着しません。
模試の復習の際には、以下のような意識を常にもって取り組んでほしいと思います!
成績表がでるまでには少し時間があきます。成績表を見ながら復習する前にまずは、自己採点をしてみましょう。
自分が間違えた問題は早ければ早いほど対策しやすいです。
・知識が曖昧だった
・選択肢2つまでは絞れたけど迷ってしまった
・全然違う覚え方をしていた などなど原因は様々です。
よくあるのが、間違えたからその問題の解説を読んで納得しました!」と伝えてくださる方がいらっしゃいます。
間違えた問題の原因を探らないと、その場だけの知識になってしまい、違う問われ方をしたときにまた間違えてしまいます。
勉強の仕方に問題があったのか、知識の理解が曖昧だったのか原因まで追求してみましょう。
➡模試の試験中に、解いたときの印象を問題用紙に自分の回答を書くのとあわせて書くことをおすすめします。
当てずっぽうで正解していても、根拠を伴っていないものは違う切り口から問われたときに答えられないことが多いです。
たとえ正解したとしても、解説を読み『どうしてこの選択肢が正解になるのか』まで掘り下げましょう。
正解の選択肢を復習して満足していませんか?
看護師国家試験は、1問につき4問~5問の選択肢があります。
正解の選択肢だけを復習していれば1つの学びですが、不正解の選択肢も含めて復習をすれば4つ、5つの学びになります。
『どうして選んではいけない選択肢なのか』『どういう表現だったら正解の選択肢になるのか』というところまで理解することが大切です。
例えば以下のような問題があったとします。
問 くる病を引き起こす原因となるのはどれか。
1 .ビタミンAの欠乏
2 .ビタミンB12の欠乏
3 .ビタミンCの欠乏
4 .ビタミンDの欠乏
この問題の正答は4.ビタミンDの欠乏ですが、答えだけを覚えるのはもったいないです。
派生して、くる病以外にも骨粗鬆症の原因にもなることや、ビタミンDは脂溶性ビタミンであること、
骨や歯にリン酸カルシウムの沈着を促すなどの生理作用があることなど、周辺知識も一緒に覚えましょう。
これから復習される方は、是非!
すでに終えた方も、この方法は模擬試験だけでなく、普段の過去問演習にも活用いただけます。
ぜひ、実践してみてください💪応援しています!
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