(1) エンベロープ型ウイルスである。
(2) 二枚貝の中腸腺で増殖する。
(3) 不活化には、75℃ で 2 分間の加熱が有効である。
(4) 不活化には、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効である。
(5) 食中毒の潜伏期間は、 4 ~ 7 日程度である。
東京アカデミー池袋校
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こんにちは!池袋校の国家試験担当です😊
みなさん、急に寒くなってきましたが、体調はいかがでしょうか?
今日は冬になると流行する、あの食中毒の問題です🦪
第38回 52
ノロウイルスとそれによる食中毒に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) エンベロープ型ウイルスである。
(2) 二枚貝の中腸腺で増殖する。
(3) 不活化には、75℃ で 2 分間の加熱が有効である。
(4) 不活化には、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効である。
(5) 食中毒の潜伏期間は、 4 ~ 7 日程度である。
正答(4)
【解説】
(1)ノロウイルスはノンエンベローブ型ウイルス。
ちなみにコロナやインフルエンザはエンベローブ型ウイルス。
脂質性の膜であるエンベローブをもつかどうかで分けられる。
エンベローブは、アルコールによって破壊されて不活性化するため、
コロナやインフルエンザはアルコール消毒が有効。
一方、ノロウイルスなどノンエンベローブ型ウイルスはアルコールに抵抗性があるため、
次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効。
(2)増殖ではなく、濃縮される
(3)85~90℃で90秒間以上
(4)〇
(5)潜伏期間は、1~2日程度
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