東京アカデミー池袋校
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みなさん、こんにちは✨
東京アカデミー横浜校 公務員試験対策担当です。
本日は、お仕事紹介として、国家公務員『航空保安職員(航空保安大学校)』についてにご紹介していきます📚
私たちは航空保安職員の方たちのおかげで、空の安全が守られ、安心して航空機を利用できています🛫
ぜひぜい最後までご覧くださいね💛
航空保安大学校は大阪府泉佐野市にある教育機関です。大学ではなく大学校?と思われた方もいるかもしれません。
大学校とは文部科学省の管轄しない教育訓練施設を指します。一方大学は、学校教育法によって成り立ち文部科学省が管轄しています。
以下、航空保安大学校の特徴をまとめましたのでご覧ください📝
【特徴】
①全国各地の空港や航空官署などで働く航空保安職員を養成する国内唯一の教育訓練施設。
②全寮制の寮に入り、2年間の研修を通して航空に関する様々な専門分野を学びます。
③研修期間中は国家公務員として給与が支給され、授業料・教材費、寮費も無料なため安心して勉学に励むことができます。
航空保安大学校には3つの科があります。しかし、航空管制科は大学卒業程度の区分なため、今回お話している高校卒業程度では受験できませんのでご注意ください。
〇航空情報科〇
2年間の研修期間を通して、航空管制運航情報官になるために必要な知識、技能を学びます。
航空管制運航情報官とは、航空機が安全に運航できるよう情報の提供や飛行経路、所要時間、燃料、搭乗人数に問題がないか審査や容認を行います。
また航空機の緊急連絡を受けた際は、捜査や救難に関する業務を行います。
【配属先】全国各地の航空官署に配属。研修後、すぐに航空管制運航情報官になれるわけではありません。下記がその詳細です。
<航空管制運航情報官>
研修後、配属先で6ヶ月以上の研修を受け、その後試験に合格してから航空管制運航情報官としての資格を取得します。
さらに必要な専門技術を得るため、宮城県岩沼市にある航空保安大学校岩沼研修センターでの研修も必要となります。
<航空管制通信官>
運航情報官として経験を積んだ後、管制通信官として配属されることがあります。
管制通信官としての業務は国内では成田空港のみ行っているため、全員が経験できる訳ではありません。
業務内容として無線を使用して洋上を航行する国際線の航空機に、管制承認の伝達や安全上必要な情報の提供を行っています。
〇航空電子科〇
2年間の研修期間を通して、航空管制技術官になるために必要な電子工学、管制システムなどの専門分野について学びます。
在学中は、航空管制技術官になるために必要な国家資格(第2級陸上無線技術士又は第1級陸上無線技術士)を取得する必要があります。
航空管制技術官になった際には、航空機が安全に運航できるよう管制、航法システムを支えるエンジニアとして活動します。
その他パイロットと管制官が無線でデータ通信ができるよう管理したり、航空機の位置を地上や衛星から電波で確認する業務等を行います。
【配属先】全国各地の航空官署に配属。研修後、すぐに航空管制運航情報官になれるわけではありません。下記がその詳細です。
<航空管制技術官>
研修後、配属先で約6ヶ月の研修を受け、その後試験に合格してから航空管制技術官としての資格を取得します。
さらに航空管制技術官として必要な専門技術を得るため、宮城県岩沼市にある航空保安大学校岩沼研修センターでの研修も必要となります。
〇航空管制科(大学卒業程度で受験可能)〇
8か月間の研修期間を通して、航空管制官になるために必要な科目と実技の研修を受講します。
研修中には、英語の講義があり高いスキルを身につける必要があります。
理由としては航空管制官になった際、パイロットと英語で会話をすることがあるためです。
そのため一般的な英会話能力も必要で、国際民間航空機関(ICAO)が定める英語能力証明試験を定期的に受験し、一定基準以上の成績を修めなければなりません。航空管制官になった際には、航空機の交通整理を行うため、パイロットに離着陸の経路や高度の指示出しや航空機同士が安全な間隔を保てるよう設定や管理をします。
【配属先】全国の空港や航空交通管制部に配属。配属先の現場で研修を1~2年受け、その後試験に合格すると航空管制官の資格を取得できます。
下記内容は2024年度の募集要項です。※2025年度は変更の可能性がございます。
【受付期間】 7月16日(火)~7月25日(木)※インターネット受付のみ
【第1次試験】 9月22日(日)
【第2次試験】 11月11日(月)~11月14日(木)
【最終合格発表】 12月17日(火)
※受験する際は公式HPの募集要項にてご確認ください。
・国土交通省航空保安大学校はこちら
・人事院国家公務員試験採用情報NAVIはこちら
特徴として各分野の出題予定数が毎年発表されています。一般知能だと文章理解(現代文や英文)、課題処理(判断推理)、一般知能だと人文科学(世界史、日本史、地理など)が頻出しており、決して落とすことはできない分野ですね。
効率よく勉強するためにも見逃せない情報です!
試験 | 試験種目 |
解答時間 |
配点比率 |
内容 航空情報科 航空電子科 |
|
第1次試験 |
基礎能力試験 (多肢選択式) 40題 |
90分 | 1/4 |
・一般知能20題(文章理解7題、課題処理7題、数的処理4題、資料解釈2題) ・一般知識20題(自然科学5題、人文科学8題、社会科学6題、情報1題) |
|
学科試験 (多肢選択式) 26題 |
120分 | 2/4 |
・数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B→13題 ・コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ→13題 |
・数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B→13題 ・物理基礎、物理→13題 |
|
第2次試験 |
人物試験 |
-
|
1/4 |
個別面接 |
|
身体検査 |
* |
胸部疾患、血圧、尿、その他一般内科系検査 |
|||
身体測定 |
* |
色覚、聴力の測定 |
色覚の測定 |
「2024年4月1日において高校卒業した日の翌日から起算して3年を経過していない者及び2025年3月までに高校卒業見込みのある者」となっています。
その他、航空保安職員として働く際に関わってくる色覚や失聴に問題がある方は不合格となります。
そのため受験申込をする際にも以下のことを十分留意してくださいね👀
【航空情報科】
・色覚に異常のある者。
・片耳でも次のいずれかの失聴がある者
3,000ヘルツで50デシベル以上
2,000ヘルツで35デシベル以上
1,000ヘルツで35デシベル以上
500ヘルツで35デシベル以上
【航空電子科】
・ 色覚に異常のある者
今回は「航空保安職員(航空保安大学校)」についてお話しました。
詳しくは、国土交通省 航空保安大学校のHPをご覧ください。こちらからアクセス
お仕事シリーズが続々続きます✨
楽しみにしていてくださいね🍀
2025年度に向けた対策講座もいよいよ11月下旬からスタートしております。
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