東京アカデミー池袋校
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こんにちは!池袋校の国家試験担当です😊
今日は、人体の構造と機能から1問です。
「対症療法」や「原因療法」は聞いたことがある方が多いとは思いますが、
その違いを説明することはできますか?
今日はこの問題を解いて、治療の種類について押さえていきましょう💡
第35回 25
治療の種類に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1)胃がんに対する胃全摘は、根治療法である。
(2)がん性疼痛に対するモルヒネ投与は、緩和療法である。
(3)C型肝炎に対する抗ウイルス療法は、原因療法である。
(4)急性胆嚢炎に対する胆嚢摘出は、保存療法である。
(5)発熱に対する解熱鎮痛薬の投与は、対症療法である。
正答(4)
【解説】
原因療法 | 疾病の原因除去により疾患を治癒させる治療法。 | がんに侵された組織や臓器の完全切除 |
↕
対症療法 | 疾病の原因除去はできないが、表面的な病状の消失や緩和にによって、間接的に患者の回復力を増強したり、あるいは病状の進行を抑制したりする治療法。 |
高熱に対する解熱鎮痛薬の使用 |
根治療法 | 疾病の原因を完全に取り除き、完全な治癒に導く治療法。原因療法に含まれる。 | 胃がんの完全切除 |
↕
保存療法 | 疾病の原因や病変部を完全に取り除くことができなくても、症状を軽減し、日常生活が可能な状態にまで回復させることを目的とする。 | 抗がん剤、放射線治療 |
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