【公務員大卒】大卒公務員を目指す皆さんへ：大学生こそ！部活動のすすめ

「公務員になるために、低学年のうちからやっておくといいことは何ですか？」

こんな質問をよく受けます。

多くの人は、試験勉強や資格取得に焦点を当てるかもしれませんが、私が強くお勧めしたいのは 部活動 への参加です。
部活動は、単に運動や趣味を楽しむだけでなく、将来公務員として働く上で非常に有益なスキルを養う場でもあります。

私が面接指導を行う中で、部活動を経験している受験生は、面接でのアピール力やチームワーク、問題解決能力が際立っていると感じます。
公務員試験に向けた準備として、部活動を通じて得られる経験は大きな財産です。

1. チームワークと協調性が身につく

公務員の仕事は、チームで動くことがほとんどです。

部活動でチームとして協力し、目標に向かって努力する経験は、将来の職場でのチームワークにも直結します。

面接でも「協調性を発揮して取り組んだ経験」は頻繁に問われる質問です。
部活動を通じて実際にどのように仲間と協力し、困難を乗り越えてきたのかを具体的に伝えることができれば、面接官にも好印象を与えるでしょう。

2. リーダーシップが磨かれる

部活動に入ると、リーダーシップを発揮する機会も多くあります。
キャプテンや幹部の役割を担うことで、責任感や他人を導く力を身につけることができます。
公務員としては、リーダーシップも非常に大切なスキルです。

自治体や行政機関でのプロジェクトやイベントを企画・運営する際に、この経験が役立つ場面がたくさんあるはずです。

3. 卒業生とのつながりから学ぶ社会性

大学の部活動には、卒業生とのネットワークが存在する部が多くあります。
卒業生は現役学生の活動を支援し、経験を共有してくれます。

このようなつながりを通して、学生は社会での振る舞いや、人間関係の築き方といった 社会性 を実践的に学ぶことができます。

公務員という職業も、社会との密接な関わりの中で成り立つものです。
卒業生との交流を通じて培った社会的なスキルは、将来公務員として活躍する際に大いに役立つでしょう。

4. 組織の中での責任感を学ぶ

部活動は現役学生だけでなく、卒業生も含めた組織です。
この中で活動することで、自分の役割や責任について深く考える機会が生まれます。

自分の行動がチームや組織全体にどのような影響を与えるかを理解し、責任を持って行動することが求められます。
これは、公務員として組織の一員として働く上で非常に重要なスキルだと考えます。

面接でも、自分の責任について深く理解している受験生は、公務員としての資質が感じられ、面接に安定感を与えることができます。

5. 目標に向かって努力する姿勢

公務員試験も、部活動と同様に目標を立てて計画的に取り組む必要があります。

特にスポーツ系の部活動では、日々の練習や試合を通じて、一歩一歩成長する過程を経験します。
このプロセスは、試験勉強における計画的な努力とも重なります。

部活動での成功体験や、目標に向かって努力し続けた経験は、面接でも説得力のある自己PRとして活用できます。

6. メンタルの強化と自己管理能力

公務員試験は、長期にわたる準備が求められ、精神的なプレッシャーも大きいです。
部活動では、勝敗やプレッシャーに直面しながら、メンタルを鍛える機会が多くあります。

挫折を経験しても、そこからどう立ち直ったか、どのように自分を管理したかという話は、公務員試験の面接で非常に効果的です。

また、部活動を続ける中で自己管理の能力も向上し、時間の使い方や体調管理も自然と身につくでしょう。

7. コミュニケーション能力の向上

部活動では、先輩後輩、顧問の先生やコーチ、そしてチームメイトとの円滑なコミュニケーションが不可欠です。
公務員の仕事でも、様々な人々と協力して業務を進める必要があります。

部活動を通じて、多様なコミュニケーションを経験することで、他者と円滑に関わるスキルが培われます。

 

このように、大学生活における部活動を通して

卒業生とのつながりや組織内での責任感、協調性、リーダーシップ、自己管理、メンタルの強さなど、試験だけでは学べない大切なスキルが自然と身についていくのです。

公務員を目指す皆さんには、勉強と両立させつつ、ぜひ部活動にも積極的に参加し、その経験を未来に活かしてほしいと思います。

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