【大卒程度公務員】2025年大阪・関西万博の航路として期待される淀川舟運（しゅううん）とは？

皆さんこんにちは。東京アカデミー大阪校の公務員担当です。

かつて水の都と呼ばれ、人の移動や物流に川を利用してきた大阪。万博を控え、その淀川を活用しようというプロジェクトがあるのはご存知でしょうか！？

 現在淀川の航路は、大川と淀川の分岐点に位置する淀川大堰（よどがわおおぜき）によって分断されており、上流と下流では水位が約２メートルあるため船が通れません。

 

そこで、淀川河口・大阪湾と淀川上流の間を船が行き来できるように※淀川大堰閘門（よどがわおおぜきこうもん）の整備を令和3年度から推進されています。

※船のエレベーターのようなものです！

 

整備効果は！？

〇平常時

・2025年大阪・関西万博の会場である夢洲までの航路としての期待

・大阪‐京都間の航路ができるため、河川に接する地域（船着場）の賑わいの創出

・資材の運搬時間の短縮

 

〇災害時

・阪神淡路大震災の際には陸上交通が麻痺したこともあり、陸上交通の代替手段として、活躍が期待されます。

 

観光資源だけでなく、災害時の復旧の手段にも期待される淀川舟運の取り組み。

古くから重要な交通・物流インフラとしての歴史を持つ「淀川」の活用プロジェクトに期待ですね！

 

 

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