東京アカデミー難波教室
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みなさん、こんにちは。東京アカデミー公務員担当です🙎
11/25厚生労働省は将来的に基礎年金を底上げするため年金制度の見直し案をまとめました。
具体的には、物価や賃金の上昇率よりも給付水準を低く抑える期間を短縮するということです。
★マクロ経済スライド…少子高齢化に伴い、年金受給者の増加が見込まれる中で、支え手側の現役世代への過大な負担を防ぎ、持続的に財源を確保していくため、給付水準を物価や賃金の上昇率よりも低く抑える仕組み。
現行の年金制度ではマクロ経済スライドによる給付金調整により、賃金や物価の伸びより年金額の伸びが抑えられています。
しかし、デフレ経済が続いたことでマクロ経済スライドによる給付調整の期間が長期化し、特に基礎年金の給付調整は長期にわたって低下する見込みです。
そのため、将来においては厚生年金の受給者を含めた年金額が低下するとともに、所得再分配機能が低下するとされています。
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今後は持続的な賃金や物価の上昇も想定されるため、公的年金全体全体としてマクロ経済スライドによる給付調整をできる限り早期に終了させ、年金額が賃金や物価に連動して伸びるようにしていくことが必要。
その場合、2036年までに短縮されることになります。
厚生労働省の今回の案では、追加で生じる国庫負担は年間1兆円から2兆円程度と見込まれ、今後はこれをどう確保していくかが大きな課題の1つとなります。
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