東京アカデミー青森校
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今回は令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果をご紹介します。
令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果は毎年実施されており、文部科学省のHPにてデータを確認できます。
調査結果の通りグラフや統計が豊富に掲載されており、本文137ページ、概要版でも41ページの大ボリュームです。
しかし、調査結果の概要は資料の序盤にまとめられていますので、まずは各調査項目の結果をおおまかにつかんでおきましょう。
・小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数は732,568件(前年度681,948件)であり、前年度から50,620件(7.4%)増加。・認知件数は令和3年度から3年連続増加し過去最多となった。
・いじめの重大事態の発生件数は1,306件(前年度919件)であり、前年度から387件(42.1%)増加し、過去最多となった。
・小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は108,987件(前年度95,426件)であり、前年度から13,561件(14.2%)増加。発生件数は令和3年度から3年連続増加し、過去最多となった。
・小・中学校における不登校児童生徒数は346,482人(前年度299,048人)であり、前年度から47,434人(15.9%)増加した。11年連続増加し、過去最多となったものの、増加率は前年度と比較して若干低くなった(R422.1% → R5 15.9%)。
・高等学校における不登校生徒数は68,770人(前年度60,575人)であり、前年度から8,195人(13.5%)増加し過去最多となったものの、増加率は前年度と比較して若干低くなった(R4 18.8% → R5 13.5%)。
・小・中・高等学校から報告のあった自殺した児童生徒数は397人(前年度411人)であり、前年度から減少したものの、児童生徒の自殺が後を絶たないことは、引き続き、極めて憂慮すべき状況である。
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