東京アカデミー青森校
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皆さんこんにちは!東京アカデミー青森校です。
さて、今回は救急車有料化についてお話したいと思います🙋♀️
実はこの話題、今年度のとある公務員試験の議題に挙がっていたので、是非知ってもらいたいと思い今回のテーマしました!
救急車有料化の背景や実態を皆さんに知ってもらいたく思います!
救急車有料化が導入された背景として、
皆さん報道番組でもよく目にしているかと思いますが、「不必要な救急車要請」が挙げられます。
実際に大阪市消防局によると、「蚊に刺されたから」「久しぶりに運動し筋肉痛が酷いため」といった理由で
救急車を要請するケースもあったためです。
一番驚いた理由は「タクシーより救急車の方が安いため」といった理由で要請するものもありました。
これらが頻発すると、本当に救急車が必要な人に救急車が渡らず、搬送が遅れてしまうこともあります。
東京消防庁では救急車が必要ないと判断した場合、電話を切るといった取り組みもされているようです。
本当に救急車が必要かどうか迷った場合は、#7119(救急安心センターおおさか)※大阪市他大阪府市町村対象
に連絡し、適切な判断をするようにしましょう。
実は一部地域では救急車有料化を導入している自治体があります。
その一つとして三重県松阪市では市内3つの基幹病院に搬送する場合、医療選定費として7,000円を徴収することとしています。
ただし、搬送する全ての人が対象ではなく、
・紹介状を持っている方
・搬送後、入院となった方
・災害の被害を受けた方
・交通事故、労働災害等で搬送された方
など他にも対象条件はありますが、これらの方は救急車有料の対象にはなりません。
要するに、症状が軽症の方がこの医療選定費の対象となるのですね。
私は本当に必要な人に救急車が行き渡り、助かる命が増えるのであれば有効的とも思いますが、
反対にご自身が軽症かと考え救急車が有料だからといって我慢した上、実は深刻な病状で最悪命を落としてしまうケースもあるのではないかと考えます。
これらを防ぐためには各都道府県や市町村に設定されている、救急相談ダイヤルを活用することが鍵かと思います
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