東京アカデミー大宮校
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミー横浜校の公務員試験科担当です。
本日は「マクロ経済学の傾向と対策」についてご紹介いたします。
経済学の中には、「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」があり、専門科目が課される試験では、必ず出題される科目です。まずは、どのような自治体で、どの程度出題があるのか見ていきましょう!
■試験別出題数(2024年度大卒程度公務員試験)
◇国家公務員一般職;5問
◇地方上級A日程試験;5問程度
◇市役所B日程;5問程度
※上記の数字は、当社調べです。受験年度や自治体により、出題数は変動いたします。
次に出題傾向と対策についてご紹介いたします。
■マクロ経済学 傾向と対策
国家一般職では、例年出題される分野としては、「経済成長理論」、「財政金融政策」、「失業とフィリップス曲線」、「消費理論」等があげられます。
また、地方上級については、頻出分野として「国民所得の諸概念」、「IS-LM曲線」、「失業とフィリップス曲線」、「経済成長理論」が挙げられます。地方上級では、ミクロ経済学と同様、問題の難易度には差があるため、基本~標準の問題を確実に正解できるかが合否の分かれ目となるでしょう。
それでは、実際に勉強をしていくにあたってどのように取り組んだらいいのでしょうか?
問題形式としては、文章題(理論を問う問題)、計算問題、グラフを用いた問題と大きく3つに分かれます。勉強を進めていくうえで、出題形式に関わらず経済原論は、理論や理屈を理解して進めていくことが大切です。特に文章題やグラフの読み取りは、理屈が理解できていないと解けない問題も多いです。まずは、理屈や理論を理解しましょう!
そして、理解しながら勉強する中でグラフとリンクさせることも意識してみてください。グラフの縦軸と横軸は何を示すのか?線が交わった部分がどのような状態なのか?一つ一つ理解することが重要です。
実際に弊社の受講生も、経済学を学習する時に気を付けていたこととして、グラフを理解し、問題を解くときはグラフを描くようにしていたそうです。初見の問題でも、グラフからヒントが見つかり答えを導くこともできたようです。
また、経済学を学習する時は、経済政策・経済事情とリンクさせて学習することもおすすめします。
次回は「政治学の傾向と対策」についてご紹介いたします。