東京アカデミー大阪校
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皆さん、こんにちは。
寒くなりましたね。
エアコンやガスヒーター、ストーブなど大活躍のこの時期ですが、
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は、やけどなど注意が必要な季節でもありますね。
また、小さいお子さんに限らず、大人でも意外なことからやけどするケースもあるようです。
国民生活センターには、主に付け爪用の瞬間接着剤で手指や太ももにやけどをしたという相談が、2019年からの5年間に7件寄せられたそうです。
こぼした瞬間接着剤をティッシュで拭き取ったり、衣類に付着したりした部分が発熱したためで、2度のやけどで約1カ月の通院を要したケースもあったそうです。怖いですね。
やけどの治療には、まず冷水で患部を冷やすことが重要です。冷やすことで痛みを和らげ、損傷を最小限に抑えることができます。その後、清潔なガーゼや包帯で覆い、感染を防ぎましょう。
さて、看護師国家試験では、このような問題が出題されていますよ。
(第108回・午前問題23)
感染を伴わない創傷の治癒を促進させる方法で適切なのはどれか。
1.乾燥
2.消毒
3.洗浄
4.ガーゼ保護
解答は「3」です。
洗浄は、創傷から異物や細菌を除去し、感染のリスクを減少させるために重要です。
漠然と「創傷の治癒を促進させる方法」として、「洗浄」を覚えるのではなく、やけどの事例として覚えれば、試験中も思い出しやすいのではないでしょうか。
ご自身の大切な存在がやけどした時すぐに対応できるように、あるいはご自身が素敵なネイルを楽しむ時に注意するように、覚えておきましょうね。
では、また!