東京アカデミー大阪校
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こんにちは。東京アカデミー大阪校助産師学校受験対策担当です。
本日は医療時事についてご紹介させていただきます。
助産師学校受験の小論文や面接では、医療時事の予備知識がないと書けない、答えられない問題が出題されることがあります。
本番焦らないよう、話題になっている医療系ニュースの情報はしっかりと押さえておきましょう!
・新型出生児診断(NIPT)
新型出生前診断(NIPT)とは、妊婦の血液を使って、おなかにいる赤ちゃんの染色体異常(ダウン症、エドワーズ症候群など)を調べる検査のことです。
これまで大学病院などでしか検査が認められていませんでしたが、2022年4 月より、条件を満たした産婦人科クリニックでも検査ができるようになりました。
また、原則3 5 歳以上という年齢制限も撤廃されました。
・着床前診断
着床前診断とは、体外受精させた受精卵の段階で、受精卵の細胞の一部を取り出して染色体や遺伝子を調べ、重い遺伝性疾患(筋ジストロフィーなど)に関わる異常がないかを判別する検査のことです。
2 0 2 2年4 月から対象が拡大され、流産を2 回繰り返したりした場合や、成人後に発症する病気(従来は成人になるまでに命を落としかねない病気のみ)も対象となりました。
医療時事は用語の意味、内容を押さえるだけでなく、メリットやデメリット、社会への影響なども押さえておきましょう。
例えば、新型出生前診断は晩婚化などの影響で利用される妊婦さんが増えていますが、結果が陽性の場合約8割の妊婦さんが中絶を選択しているというデータがあります。
自分はどう考えるか、将来の助産師としての意見も考えられるといいですね。
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