東京アカデミー青森校
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こんにちは、東京アカデミー青森校です。
12/4に、2023年国際学力テスト「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」の結果が発表されました。
この調査では、小学4年生と中学2年生を対象に算数・数学および理科の教育到達度を測定します。
児童生徒の学習環境条件なども調査し、教育到達度との関係を国や地域との違いを含め研究されます。
結果は以下の通りでした。
小学4年生 | 中学2年生 | |||
算数 | 理科 | 数学 | 理科 | |
1 | シンガポール |
シンガポール |
シンガポール | シンガポール |
2 | 台湾 | 韓国 | 台湾 | 台湾 |
3 | 韓国 | 台湾 | 韓国 | 日本 |
4 | 香港 | トルコ | 日本 | 韓国 |
5 | 日本 | イングランド | 香港 | イングランド |
6 | マカオ | 日本 |
小学校4年生の理科については、順位が過去最低となりました。(イングランドと一点差)
実施した4科目で、得意を答えた割合は、前回実施した調査より減少しました。
算数、数学、理科は、児童生徒の日常生活と関連が少なく、関心と結びつけにくいことが要因の1つです。
これを受け、文部科学省は、「得意と思う小中学生や理数系の職業につきたい中学生が減少していることは課題で、中長期的に改善を図る必要がある」としているようです。
詳細
結果→TIMSS(国際数学・理科教育動向調査):国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research
参考記事→小中の理数学力、世界トップ層を維持 苦手意識は強く 国際調査 - 日本経済新聞
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