東京アカデミー大阪校
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みなさんさんこんにちは。東京アカデミーの公務員担当です。
日本政府観光局(JNTO)が12月18日発表した今年1〜11月の訪日客数は3337万9900人で、過去最高だった2019年の年間合計3188万人を既に超え、記録を更新しました。
以前のブログ、「上半期のインバウンド数が最多の1778万人を記録!」でご紹介したインバウンドの波が、下半期も維持された結果となったんですね。インバウンドの増加による経済効果が波及している一方、観光地では市民生活に影響を与えるなど課題も出ています。
ここで、インバウンドに関する予想問題にチャレンジしてみよう!
【予想問題】
次のインバウンドに関する記述のうち妥当なものはどれか。
1 2024年1月~11月の地域別訪日客数を見ると、最も多かったのは中国である。
2 訪日客数が増加した一方、直近の7〜9月の1人当たりの旅行支出はコロナ禍前の2019年と比べると4割減少した。
3 オーバーツーリズム(観光公害)の問題は全国的に解消されつつある。
4 政府は2030年に訪日客数を4000万人、消費額10兆円とする目標を掲げている。
5 インバウンドの地方誘客促進に向けて観光庁が2024年度補正予算案に80億円を計上した。
【解答・解説】
1 誤り
1位韓国、2位中国、3位台湾、4位アメリカと、アジア諸国が目立っている。
2 誤り
1人当たりの旅行支出は、円安も追い風となり、コロナ禍前の2019年と比べると4割増加している。
3 誤り
依然インバウンドが都市部に偏る傾向が続いており、オーバーツーリズムの問題をかかえる都市は多くある。訪日客の宿泊先は、約7割が3大都市圏(東京・愛知・大阪と近隣の8都府県)に偏っている。
4 誤り
政府は2030年に訪日客数を6000万人、消費額15兆円とする大きな目標を掲げている。ただし主要空港の航空便数を大幅に増やす必要があるなど実現できるかは不透明である。
5 正しい。
インバウンドが地方に足を運んでもらえるようなPRや施策を自治体と連携して推進する必要がある。
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