東京アカデミー東京校
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皆さんこんにちは!東京アカデミー大宮校の公務員担当です。
今回のブログでは、経営学の傾向と対策についてご紹介します。
経営学は、国家一般職・地方上級において「経営学説」「経営戦略」「経営学各論」が頻出分野。ここ数年これらの分野を中心に出題され、試験対策もこれらの分野に重点をおきましょう。
国家一般職では「経営学説」から毎年出題されています。ここではアメリカ経営学説を押さえておきましょう。行政学と重複する分野でもあるため、行政学を選択している受験生は、アメリカ行政学説を学習する際に併せて理解しておくと効率的に知識修得ができます。また、各学説の展開や体系的位置づけなどは、表を作成するなどの工夫をすると記憶の手助けとなります。
「経営戦略」では、主要な経営戦略の機能や効果を正確に理解しておくことが肝要で、国家一般職では毎年総合的な問題が出題されているため対策が求められます。
「経営学各論」については、「生産管理論」「イノベーション」は確実に押さえておきましょう。
「現代企業と経営」からは「企業の国際化」がほぼ毎年出題されているので、必ず押さえておきましょう。
地方上級でも国家一般職と同じく「経営学説」から毎年出題されているため、国家一般職同様の対策をしておきましょう。また、「経営戦略」の出題数も多く、総合問題も含めて満遍なく出題されるので、主要な経営戦略を網羅しておきましょう。
また、今後は激変する経済環境を反映して企業の経営手法にスポットをあてた出題も予想されます。現代の企業社会を担っている株式会社の基本的な仕組みを押さえるのは勿論のこと、各国の企業統治の比較、日本型経営の変遷などの主要なテーマは過去問などで一度は目を通しておきましょう。また、ニュースでよく耳にする経営用語については、逐一新聞や用語集で内容・定義等を確認するように心掛けましょう。