東京アカデミー大阪校
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皆さんのこんにちは。
東京アカデミー大阪校の公務員担当です。
突然ですが「水道カルテ」をご存じですか?
令和6年元日の能登半島地震が発生した際、耐震化未実施であった基幹施設等の広範囲で生じた被害が原因となり、長期の断水が発生しました。
また昨今の人口減少に伴い水道事業者の経営悪化が耐震化の遅れに繋がったことも、断水の長期化の原因の背景にあると言われています。
そこで国土交通省は全国の水道状況を見える化しようと、水道統計のデータをもとに「水道カルテ」を作成しました。
また水道事業者の経営の現状を公開することで、水道代値上げの理解を促すし、耐震化の財源確保につなげる狙いもあると言われています。
・水道カルテを見てわかること
給水の供給コストに対する料金収入の割合
主要水道管・浄水施設・配水池 これら3つの重要施設の耐震化率が全国平均より高いか低いか
これらの現状の確認や、都道府県や水道事業者ごとにグループ分けをし、比較できるようにされています。
都道府県別の水道管耐震比率を見てみると、60%~70%台は東京都・神奈川県・千葉県・愛知県の1都3県のみで、残り1道2府40県は20%~50%台と耐震化の遅れが課題とされています。
自然災害の多い日本において、水道施設の耐震化は重要です。
みなさんも、お住まいの地域の「水道カルテ」も是非チェックしてみてくださいね!
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