東京アカデミー池袋校
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みなさまこんにちは、こんばんは。
東京アカデミー池袋校の公務員担当です。
自治体・職種別 2025年の採用試験はこうなる! ~国家公務員一般職試験(大卒程度/行政)編~
国家公務員一般職試験(大卒程度/行政)は国の官庁で働くことを強く望む人のほか、地方公務員上級試験受験者がとりあえず併願先にすることも多いですね。これまでは年に一度、1種類の試験しかなかったのですが、2025年から専門試験を受けなくてよい「教養区分」が新たに設けられることになりました。したがって、2025年試験では以下の2方式のどちらかを選ぶことができます。(なお、1次試験は同日に実施されますので、2つの方式を併願することはできません。)
★国家公務員一般職試験[行政](従来通りの試験方式)
・1次試験:
<基礎能力試験(≒教養試験)>110分30題 *以前は40題だったが2024年より30題に削減
一般知能:文章理解10題 判断推理7題 数的推理4題 資料解釈3題
一般知識:自然、人文、社会に関する時事、情報から6題
<専門試験>180分40題
政治学/行政学/憲法/行政法/民法(総則及び物権)/民法(債権、親族及び相続)/ミクロ経済学/マクロ経済学/財政学・経済事情/経営学/国際関係/社会学/心理学/教育学/英語(基礎)/英語(一般) 以上16科目80題から8科目40題を選択
<一般論文>60分
近年はずっと、与えられた資料・グラフを読み取って論述するスタイルが続いている
・2次試験 面接
★国家公務員一般職試験[行政](教養区分)
・1次試験:
<基礎能力試験(≒教養試験)>
(従来通りの方式と同じ内容です。)
<課題対応能力試験>
国家公務員一般職試験(高卒程度)で課されている「適性試験」と同じような内容。解答方法に独特なルールがあるのでよく知らない方は注意が必要です。
<一般教養論文>
公表されている出題例を見るかぎり、従来通りの方式で行われる試験の「一般論文」と同じスタイル。
・2次試験 面接
「教養区分」に関しては、
・年齢条件が下がり、大学3年生から受けられる
・合格有効期間が6年と、通常方式の試験(5年)よりも長い
…といった点も特色です。
*採用されるには1次試験合格後の「官庁訪問」がきわめて重要になりますが、ここでは詳細な説明は省いておきます。
※東京アカデミー池袋校では2025年1~2月にかけて、主要な自治体・職種別に最新の試験内容に合った戦略を考えるイベントを開催予定です。
【公務員大卒】受験生必見イベント!