【教員採用試験】◎家族と「校外学習」！？

こんにちは。東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当です。

 

皆さんは「校外学習」にどのような思い出がありますか？

自分が行った校外学習を思い返すと、小学校ではグリコの工場見学やガラス工場見学、五色塚古墳が印象深い思い出です。中学校では、元町中華街の散策が印象に残っています。お弁当と、遠足ならではのおやつを食べられるお昼ご飯の時間が特に好きでした。

 

教員になると、校外学習に向けて様々な準備が必要です。

・場所の選定（「学習」としての効果、団体として訪れられる＆休憩場所等の確保ができる場所）

・日付の決定（団体として訪れるため行先施設との確認／他の学校行事とのタイミング）

・交通手段の検討と手配（電車やバス等、予算含めて旅行会社との相談と検討）

・移動時間等の検討／班行動の場合グループ決め／バスの場合座席決め／しおり等の準備

などなど…。

校外学習担当は、一つの大きな業務になります。

 

さて、そんな校外学習ですが、「平日に」「家族で」行くという“ラーケーション”を推奨する自治体があるようです。

 

徳島県立の中学、高校、中等教育学校、特別支援学校で４月から始まります。

・自然や歴史、文化などに触れる体験

・将来の進路選択の参考になるような活動

を平日に家族でする場合、欠席扱いにならず学校を休むことができるようです。

１年間に最大３日間とることができ、１日ずつでも連続でも良いようです。

 

事前に各自で取得日や活動内容を学校に届け出る必要があったり、ご家庭によっては平日お休みをとることが難しかったり、授業日に休むことをどのように捉えるのか差があったり…諸々と気になることはありますね。

 

既に愛知県や茨城県、山口県、大分県の別府市などでも取り組んでいる「ラーケーション」、自治体によってどのように実施しているのか、今後も着目していきたいです。