東京アカデミー池袋校
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こんにちは😉
東京アカデミー池袋校の国試担当です!!
さて、管理栄養士国家試験まであと10日。
本番まであと1カ月を切りました💦
2月は過去5年間分の問題をランダムに出題していきたいと思います!!
ぜひ力試しに解いてみてください💪
第38回123(臨床栄養)
消化器疾患の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)胃食道逆流症では、炭水化物を制限する。
(2)胃・十二指腸潰瘍では、たんぱく質を制限する。
(3)たんぱく漏出性胃腸症では、たんぱく質を制限する。
(4)胆のう炎では、脂肪を制限する。
(5)胆石症では、炭水化物を制限する。
正答(4)
【解説】
(1)胃食道逆流症では、脂質を制限します。
(2)胃・十二指腸潰瘍では、潰瘍の修復のためたんぱく質は制限しません。
(3)たんぱく漏出性胃腸症では脂肪を制限する。たんぱく質は胃腸粘膜から消化管管腔内へ過剰に漏出することによって不足しているため、多めに摂取する。
(4)〇
胆のう炎では胆汁の分泌が減少する。胆汁には、脂肪の消化・吸収を促す効果がある。胆汁が減少することで、脂肪の消化吸収が悪くなるため、脂肪を制限する。
(5)胆石症では、脂質を制限する。理由は胆のう炎と同じ。