公務員(試験)について知ろう☆③税務職員について

こんにちは。
東京アカデミー公務員担当です

今日は、税務職員の紹介をさせていただきます！
東京アカデミーでは国家一般職と同様、毎年、はじめは事務や消防などの地方公務員を目指してましたが、税務職員の魅力に触れ、就職先を税務職員に決めた受講生は数多くいます！
他の職種同様、魅力ある仕事ですので、職業選択の視野にいれていただけると幸いです。

 その1，試験日程が地方の試験と重ならない
税務職員は国家一般職と同様、例年9月1週目の日曜日に試験があります。
この日は、国家一般職の採用試験と同じ日ですが、地方公務員の試験とは重ならないことがほとんどです。

その2，採用後はまず税務大学校（全寮制）で知識を学べる
まず初めに専門知識を蓄えるために税務大学校各地方研修所に入校（全寮制）し、約12か月の研修を受けたのち採用地域の税務署などに配属されます。全寮制なため仲間と集団生活を行いながら、税のスペシャリストを目指します。

その3，仕事内容
原則として税務署などにおいて納税に対する相談・指導・調査をはじめ、国税の調査・徴収などの事務に従事します。国税は国の財政基盤ですので、国の財源や国民の暮らしを守る仕事であるといえます。
上記のように、まず税務大学校で一定期間、税についての専門知識を学んでいくわけですが、その時々の経済情勢や業種・業界ごとの情報・税習慣など、実際、業務に従事してから学ぶことも多いそうです。日々の研鑽が欠かせず、そのための研修制度も充実しています。

その4,どんな人が向いているのか
税務大学校での研修をはじめ、勤務後もとにかく学ぶことが多い仕事であるため、税に対する探究心や向上心を持った人が求められています。また、正しく納税している国民が不満を持たないよう公平・公正な税の徴収のために、「不正は絶対に許さない」という正義感を持つ人が向いている職業です。
また、指導業務や徴収業務では、納税者と対峙する厳しい場面も想定されます。そのため、面接試験においては、「税務職員は自分が悪いことをしていなくても罵声を浴びせられることが多いが大丈夫か」「滞納者に厳しい言葉を言われたらどのように対処するか」などの質問がしばしばなされます。

その他、高卒程度なら、専門試験の実施がないのもポイントです。
大卒程度の国税専門官を受験すると、憲法・民法・行政法・経済学・会計学・商法などといった専門科目の勉強が必要になりますが、高卒程度だと基礎能力試験・適性試験・作文試験で1次試験を受験できます💪

情報は一気に収集しようと思うと、大変ですし面倒なので、早いうちからちょこちょこ調べるのがオススメです。
職種の案内や試験内容なども、今後ブログで発信していくので、こまめにチェックしてみてくださいね