東京アカデミー大阪校
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みなさん、こんにちは。
東京アカデミー大阪校公務員担当です(*‘ω‘ *)
オーストラリアで16歳未満の子どものSNSの利用を禁止する法律が成立していることなどを受け、中高生が参加するサミットが大阪で開かれました。
子ども家庭庁でも有害な情報から子どもを保護するため国内での対策強化に向けた検討を開始しています。
子ども家庭庁の調査によると、日本での子どものSNS利用率は以下のようでした。
・10歳~17歳・・・83%
・9歳以下・・・27%
この数字を見て、みなさんはどう感じましたか?
中高生のSNS利用が増えるのはなんとなく想像がつきますが、
9歳以下、小学校低学年の利用率が約30%とかなり高く感じます。
子どものSNS利用では特に「発信」の部分のリスク管理が今後課題となってきます。
心無い言葉を気軽にSNSで発信してしまう、されてしまうことや、それにより命を絶ってしまう事例も少なくありません。
こういった観点から、国際的にも子どものSNS利用が問題視されています。
冒頭で挙げた大阪でのサミットでも中高生の生の意見が交換され、
「危険なので規制した方が良い」や「規制をしても親のアカウントを使用するなどして抜け道を見つけるため意味がない」などの意見が出ました。
オーストラリアのように法律を作ることは日本では難しい内容だと思いますが、
子どもたちにSNSの危険性を伝えることは可能です。
学校や自治体から子どもに向けたSNS利用講座を行ったり、SNSの危険性を周知するなどして、SNSの危険から子どもを守ることが必要です。
また、作業部門では今年5月頃を目途に本件に関する課題などの方向性についてまとめる方針です。
今後日本がどうしていくのかに注目したいところです。