東京アカデミー大阪校
ブログ
みなさん、こんにちは😎
東京アカデミー公務員担当です。
「意外と知らない国家公務員の仕事」
今回は「労働基準官監督官」編をお届けします!
労働基準監督官は、労働基準関係法令に基づき、あらゆる職場に立ち入り、事業主に対し法に定める基準を遵守させることにより、労働条件の確保・向上・働く人の安全や健康の確保を図ることを目的としています。
労働基準監督官試験には、A(法文系)、B(理工系)の区分があります。
どちらの区分でも採用後の待遇に差はありませんので、自分に合った区分での受験が可能です。
労働基準監督官試験に合格された後、採用を希望する都道府県労働局においての採用面接を行います。
第1希望の都道府県労働局で採用に至らなかった場合は、第2希望以下の労働局で採用面接を受けます。
採用後は採用された労働局管内の労働基準監督署で勤務し、採用後3年目からの2年間は、採用された労働局とは別の労働局管内で勤務することになります。
・監督指導業務
労働基準法、労働安全衛生法などの法律に基づき、定期的に事業に立ち入り、機械・設備や帳簿などを検査して労働条件について調査を行います。
・安全衛生業務
労働安全衛生の専門的な知識を活かして、クレーンやボイラーなどの特殊な機械の検査や建設工事に関する計画届の審査を行い、計画変更命令を行うこともあります。
・司法警察業務
監督指導の結果、法違反の是正について指導されたにも関わらず従わないなど、重大・悪質な事案については、刑事訴訟法に規定される特別司法警察職員として捜査を行い、検察庁に送検します。
・労災補償業務
働く人の業務上または通勤による負傷や疾病などに対し、被災者からの労災要求に基づき、関係者からの聞き取りや医学的意見の収集など、調査を行ったうえで保険給付を行います。
労働基準監督官は社会とのつながりが強い職業です。
仕事中にケガをしないよう、安全・健康に働く職場環境をつくり命を守るなど、いわゆる縁の下の力持ち的存在です。
社会を支え働く人を支える労働基準監督官は、非常にやりがいのあるお仕事です。
東京アカデミーでは3月20日(木・祝)に労働基準監督官A型模試を実施します。
自宅受験も可能ですので、ぜひ一度模試の受験をしてみてください🌸
お申込みはコチラから
https://my.ptsc.jp/tokyo-academy/tat12002wmkks/
・2025年公務員試験対策講座途中入会受付中!教養コース