東京アカデミー大阪校
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なさん、こんにちは(*^。^*)
東京アカデミー公務員担当です。
「意外と知らない国家公務員の仕事」
今回は「裁判所職員」編をお届けします!
最高裁判所、下級裁判所および検察審査会に勤務する職員です。
最高裁判長官、最高裁判所判事、高等裁判所長官、判事、判事補および簡易裁判所判事から成る裁判官とそれ以外の職員に大別されます。
ここではそれ以外の職員について説明します。
裁判所の採用試験は、人事院が実施している国家公務員採用試験とは別に独立して実施されています。
裁判所の採用試験に合格して採用されると、国家公務員特別職となります。
総合職試験は大卒程度区分と院卒者区分があります。
また総合職試験では裁判所事務官と家庭裁判所調査官補の2種類があります。
一般職試験は大卒程度区分と高卒者区分(高卒見込み及び卒業後2年以内の者)があります。
高卒者区分では専門試験はありません。
両試験とも、大卒程度区分は年齢のみの受験資格となるため、勉強さえ積めば高卒者でも受験が可能です。
採用後は希望する勤務地を管轄する高等裁判所の管轄区域内で勤務します。
異動のローテーションは概ね3年を目安に行われます。
採用された裁判所の所在する都道府県内での異動が一般的ですが、上位ポストになるにつれ、県単位を異にした異動が行われることもあります。
・裁判所事務官
裁判部では裁判所書記官のもとで各種の裁判事務に従事し、事務局では総務課、人事課、会計課等において司法行政事務全般に従事します。
・裁判所書記官
裁判手続に関する記録等の作成・保管、民事訴訟法といった手続法で定められた事務および裁判官の行う法令や判例の調査の補助といった仕事をしています。
・家庭裁判所調査官
家庭裁判所で取り扱っている家事事件、少年事件などについて調査を行います。
夫婦や親族間の争いなどの家庭に関する問題を家事審判や家事調停、人事訴訟などによって解決するほか、飛行に及んだ少年について処分を決定します。
裁判所事務官は法律を学び、常に社会全体の規範やルールの事を考え働くため、自然と法律に詳しくなります。簡単な仕事ではありませんが、その分やりがいがあり、社会に不可欠な存在と言えます。
また、裁判官など司法の最前線にいる人たちをバックアップすることは、それだけでやりがいのあるお仕事です。
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