東京アカデミー大阪校
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みなさん、こんにちは🥰
東京アカデミー公務員担当です。
「意外と知らない国家公務員の仕事」
今回は「航空保安大学校」編をお届けします!
航空保安職員は高度な知識と技術により、空の安全を地上から支えています。
航空保安大学校では、そんな航空保安職員が業務を行うために必要となる基本的な知識と技術を身に付けるための研修を行い、航空管制官、航空管制運航情報官や航空管制技術官などの航空保安業務を支える人を養成しています。
航空保安大学校では3職種への道筋があります。
大卒程度の方は航空管制官採用試験を受験後、航空保安大学校の航空管制科で8か月の研修を受けます。
高卒程度の方は航空保安大学校学生採用試験(区分:航空情報科/航空電子科)を受験後、航空保安大学校の航空情報科/航空電子科を2年の研修を受けます。
・航空情報科
■運航援助情報業務
航空会社などから提出される飛行計画を受理・審査し、その情報をもとに目的地に到着するまでの運行を監視します。
■対空援助業務
空港を離着陸する航空機や管轄するエリア内を飛行する航空機に対して、無線通信により気象情報や飛行場周辺の航空交通情報、飛行場の滑走路の運航援助など行います。
■飛行場情報業務
空港の滑走路や誘導路にひび割れなどの異常や落下物がないか等を車両に乗って点検します。
・航空電子科
■運用・保守業務
航空機の安全運航・提示運航に必要な航空保安無線施設や管制情報処理システムなどの運用監視・点検保守・データ分析等を行います。
■管制情報処理システム等の開発・評価業務
新システムの開発と導入に先駆けた評価試験を実施し、問題点がないか検証作業を行います。
■飛行検査業務
実際に飛行機を使用して航空機の空の道を示す航空保安無線施設の電波の正常性や飛行するルートの安全性などの検査・検証を行います。
・航空管制科
■飛行場管制業務
空港にある管制塔から目視で航空機を確認し、離着陸の許可、飛行場面の走行経路の指示などを出します。
■ターミナル・レーダー管制業務
空港を離陸した航空機や空港に着陸する航空機に対して、レーダーを使用し航空機同士の安全な間隔を保ちながら、高度や飛行経路を指示します。
■航空路管制業務
主に巡行中の航空機に対し、レーダーを使用して航空機同士の安全な間隔を保ちながら、高度や飛行経路を指示します。
空港によっては発着数の多いところもあります。その中で、安全を確保しつついかに効率よく運用していくのかが重要となります。天候が悪くても、緊急の対応が発生した日でも、上手く連携し無事に業務を終えられることがやりがいに繋がります。
空の安全を側面から担うことが出来るのも、ポイントのひとつです。
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