東京アカデミー大阪校
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皆さんこんにちは!
公務員試験対策の予備校、東京アカデミー大阪校月曜ブログ担当です🐼
さて、今回は「公務員の名札」に関する話題をお届けしようと思います。
公務員の名札って何のこと?って感じかもしれませんが、
複数の自治体でカスタマーハラスメント、略してカスハラの対策で変化が起こっているのです!
カスタマーハラスメントとはご存知の通り、お客様が過度なサービスを要求したり、職員に対して暴言を吐くような行為のことです。
栃木県内の複数の自治体に調査した結果によると、34.6%の職員が2年以内にカスハラを受けたという調査結果がありました。
具体的な内容としては、「侮辱・大声で威圧するなど乱暴な行為」「同じ内容を繰り返すクレーム」が多く挙げられたそうです。
酷い場合だと「家族に危害を加える」「SNSに投稿する」といった、脅しのような発言もあるようです。
この記事では栃木県内の自治体に焦点を当てた内容でしたが、
どの自治体も同様の傾向はあるかと思います。
カスハラ対策として、フルネームの名札を苗字のみにする、カスハラに対するマニュアルの作成、庁舎内の録画録音禁止などに取り組まれているようです。
また、防犯カメラの増設も検討しているとのこと。
公務員試験の面接では「ストレス発散方法はあるか」「アルバイトなどでクレームに対応した経験はあるか」
といったストレス耐性が問われるような質問が多く投げかけられます。
どんなに対策をしても、カスハラが0になるということは難しいと思います。
職員も利用者もお互いに思いあって対処していくことが大切ですね。