東京アカデミー東京校
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皆さんこんにちは!東京アカデミー池袋校の公務員担当です。
今回のブログでは、
公務員試験の筆記試験として課される基礎能力・教養試験の傾向と対策についてご紹介します。
基礎能力・教養試験とは、試験区分に関係なく、
大半の公務員試験で課される学力試験・筆記試験のことです。
出題科目は、「一般知能」と「一般知識」に大別されます。
「一般知能」とは長文読解力を試される文章理解(現代文・英文)と
パズル的な問題の判断推理(課題処理)や空間把握、数的推理(数的処理)、
グラフや表の数字が何を表しているかを見る資料解釈から成る試験です。
一般知識とは、中学・高校までに履修してきた社会や数学、理科からなる試験です。
【出題科目内訳例(2024年度)】
国家公務員一般職(高卒者)試験(全40問):一般知能20問 一般知識20問
地方公務員試験(全40問):一般知能20問 一般知識20問
警視庁警察官Ⅲ類試験(全50問):一般知能27問 一般知識23問
東京消防庁Ⅲ類試験(全45問):一般知能27問 一般知識18問
上記は高卒程度公務員試験の出題科目内訳の例ですが、
一部の試験を除き出題数の約半分を占めるのが一般知能分野です。
それだけ重きを置かれている重要な分野になります!
この一般知能系科目の中でも
文章理解を除く科目=数的推理・判断推理等については、
問題の解き方がパターン化されているため、
その解法パターンをマスターすることで
得点源とすることができます!
マスターすべき解法パターンは、
東京アカデミーのテキスト「オープンセサミ」に
約140の例題にまとめています。
このテキストを使用した講座を受験生の皆様に提供しています!
高卒程度公務員試験の一般的な合格ラインは6~7割といわれています。
合格への戦略を考えますと、
第2の得点源とすべき科目が
社会科学分野(政治・経済・社会)です。
なぜなら、他の一般知識科目より約2~4倍の出題数がある上、
出題傾向に即した学習がしやすく、
ここで確実に得点を重ねられる実力を身につけることで
筆記試験合格が見えてくるからです!
特に一般知識分野は約15科目にも及ぶ広い範囲から出題されます。
そのため得意科目や頻出単元、的を絞りやすい科目を中心に
確実に得点できる分野を増やすことが大切です。
さらに時間があれば、
伸びしろのある、苦手科目や出題頻度の低い単元も学習して
1点でも多く得点できるようにすると良いでしょう。
詳しい科目の傾向と対策については来週以降から発信していきますので、
本ブログを是非ご覧ください。
また、高卒程度の公務員試験の合格を目指す方は、
是非、こちらをご覧ください。