東京アカデミー大阪校
ブログ
みなさん、こんにちは🤩
東京アカデミー公務員担当です。
「意外と知らない国家公務員の仕事」
今回は「そもそも国家公務員って何!?」をお届けします!
憲法により「全体の奉仕者」とされ、公のための仕事に携わる公務員は、大きく国家公務員と地域公務員に分けることができます。
国の業務に従事する国家公務員は、特別職と一般職があります。
国家公務員の総合職試験は、院卒者区分と大卒者区分があります。
試験の「合格」=「採用」ではない点に注意です。
総合職試験に合格すると採用者名簿に5年間記載されるため、その間、志望する府省を訪問(官庁訪問)して、内々定を得る必要があります。
官庁訪問は、志望府省を訪問し業務説明や面接を受けるもので、志望府省に採用されるための重要なステップです。
各官庁は、官庁訪問を通じて、受験者が各官庁にとって適した人材であるか、行政に対する意欲がどの程度あるかなどの確認を行い、受験者との間でマッチングを行います。
官庁訪問は、受験者にとって志望官庁に関する知識を深めるとともに、積極的に自己をPRできる機会であり、この過程を経て、各官庁から内々定や内定を得ることとなります。
「採用試験最終合格=採用」ではありませんので、必ず官庁訪問に参加してください。
府省=厚生労働省や国税庁、気象庁に海上保安庁などの、皆さんが想像するような場所です。これまで紹介してきた国家公務員のお仕事も一部ここに繋がります!
…地域から世界へ、地球から宇宙、未来を見据えたシーズの発掘。様々な声位に耳を傾け、必要な政策を模索
…政策・法令の立案、政策実現のための調整。国内にとどまらない世界規模の課題への挑戦。
…国民への行政サービスを提供するための予算、施設、人員の確保。政策の実行、指導、監視、フォローアップ。
国家公務員には研修をはじめとする様々な育成機会が設けられており、本人の希望や適性も考慮の上、その機会が付与されます。
例えば、海外留学!海外留学を通して異文化コミュニケーションを図ったり、社会のマイノリティとして生活することにより、政策立案時にあらゆる視点を考慮する意識が高まります。
また、制度でいうと、出産・育児に係る休暇や育児休業制度の取得率は令和4年時点で90%以上と高い水準なのも魅力のひとつです。
育児等に関する両立支援制度も充実しており、育児と仕事どちらもサポート可能です。
制度が充実しているのも、魅力とやりがいに繋がりますね✨