東京アカデミー大阪校
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皆さんこんにちは。
東京アカデミー大阪校公務員担当です。
先日3月11日に東日本大震災から14年が経ちました。
行政職、公安職に関係なく、公務員志望者にとって試験で必須となるテーマが「災害」です。
今回は自治体の災害対策についてご紹介いたします!
北海道の釧路町では2025年1月津波避難タワーが完成しました。
2022年に道が公表した千島海溝沿いの巨大地震による津波被害の想定を受けて、各地で避難施設の整備が進められており、今回の津波避難タワーもその一つです。
また、この避難タワーは住民からの長年の声が反映されたものであり、町を挙げて防災に取り組む機運も高まっています。
防災対策の3要素として、「自助」「共助」「公助」という言葉があります。
自助
一人ひとりが自ら取り組むこと。
例えば自宅に食品を備蓄するなど、この考えのもと日ごろからの災害に対して備えが必要です。
共助
地域や身近にいる人どうしが一緒に取り組むこと。
近年地域コミュニティの希薄化が進んでおり、共助の不足が指摘されています。
公助
行政機関等(消防・警察・自衛隊など)が守る。
ライフラインの復旧や避難所開設などがあります。
※大規模災害時の「公助の限界」
災害の規模が大きくなると、迅速に支援することが難しくなります。
行政機関自身が被災して機能が麻痺し、災害支援までに時間を要する場合も。
自助・共助の重要性について、改めて一人ひとりが考える必要があります。
各自治体が策定している総合計画や防災計画等を確認し、受験先の取り組みを把握しておきましょう!
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