東京アカデミー池袋校
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こんにちは!東京アカデミー大宮校の公務員担当です。
今回のブログでは「判断推理の傾向と対策」をお話ししていきます。
判断推理は、公務員試験独特の科目です。種類としては、論理的な問題、文章条件から解を導く問題等があります。これらは、難しい特別な知識が必要というわけではなく、時間をかければ解ける問題ではありますが、試験本番では、いかに短時間で解くかがポイントとなるため、志望先の傾向を知り、対策をしましょう。
過去 5 年間における各試験の最頻出分野は、国家が「論理」「位置関係」「数量」、地方初級 が「対応関係」「位置関係」、裁判所、海保、警視庁が「対応関係」、消防庁が「論理」です。
判断推理(課題処理)について全体的に言えることは、「対応関係」が最頻出分野で、その中でも「二集合対応」の出題が最も多いことです。「対応関係」に次いで「論理」の出題も多く、その中でも「三段論法と対偶」の出題が多い。また、「順序関係」「位置関係」の出題も多い。つまり全体の出題傾向としては、「対応関係」、「論理」、「位置関係」、「順序関係」、が頻出と言えます。
対策としては、頻出分野を中心にしながらも、基本の解法パターンを一通りマスターしておきましょう。問題演習で、タイプ別による文章条件の整理の方法(表、数直線、図その他)のパターンをつかみ、どのタイプにどの解法を使えばよいか、即座に判断できるようにしておくこと。基礎・標準レベルの過去問題を繰り返し解くことでそのような力を養い、短時間で解けるようにしておくとよいでしょう。一般知能の中でも判断推理は出題数も多く、対策次第で得点源になり得る科目です。全問正解を目指して学習を進めよう!