東京アカデミー池袋校
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こんにちは。
東京アカデミー池袋校の国家試験担当です🌸
第39回国家試験では、今まで出題されていなかったモルの計算が出題されました💦
今日は、モルの計算について解説していきたいと思います!!!
物質量の定義:1mol=6.02×1023個
※6.02×10²³をアボガドロ定数と言い、これは、炭素の塊12gの中に含まれる炭素原子の数が、6.02×10²³だったことに由来する。
モル質量=物質1molあたりの質量(g)
1mol=「原子量」や「分子量」
例えば、水の分子量は18なので、モル質量は18g/molです。
また、単位の変換も確認しておきましょう。
1g=1000mg
0.001g=1mg
1mol=1000mmol
0.001mol=1mmol
39-2
ある地域で採取した水道水の塩化物イオンの濃度は 7. 090 mg/L(塩素の原子
量 : 35. 45)であった。この水道水の塩化物イオン濃度(mmol/L)として、最も適当
なのはどれか。1つ選べ。
(1) 0. 010
(2) 0. 020
(3) 0. 050
(4) 0. 100
(5) 0. 200
【解答例1】
①まず、塩素の原子量は35.45なのでモル質量は35.45g/mol
②7.090mgの単位をモル質量の単位gとあわせる。7.090×0.001=0.007090g
③0.007090gが何molなのか求める。
0.007090g÷35.45g/mol=0.0002mol
④0.0002molをmmolに変換したい。
0.0002×1000=0.2
解答 (5)
【解答例2】
比で解く!!!
①原子量(g):1mol=原子量(g):Xmolになるように式を作る。
35.45:1=0.007090:X
35.45X=0.007090
X=0.0002
②0.0002molをmmolに変換したい。
0.0002×1000=0.2
解答 (5)
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