東京アカデミー大宮校
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みなさん、こんにちは!
教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー大宮校の小松です。
本日は、埼玉県の個人面接についてお話ししたいと思います。
大宮校では、毎年埼玉県教員採用試験を受験した受講生に
個人面接でどんな質問がされたか、アンケートを取っています。
例年通り、2018年、2019年試験受験者の方に個人面接で質問されたことについて調査をしてみたところ、必ず全員が質問されていたことがありました。
それは「不祥事」についてです。
例えば…
「教員の不祥事についてどう思うか。」
「不祥事根絶についてあなたの考えを教えてください。」
「埼玉県は不祥事防止についてどんなことに取り組んでいるか。例えばそれはどんなものがあるか。」
「前日の夜に飲酒して、次の日の朝、車を運転して物損事故を起こした人がいる。このことについてどう思うか。」
…などなど。
実は2017年試験まではあまり不祥事についての質問はされていなく、2018年から多く質問されるようになりました。
なぜ2018年から不祥事について質問がされるようになったか。
その背景として考えられることとしての1つに、選考方針の変更が考えられます。
埼玉県は毎年5月にその年に実施される教員採用試験の選考方針が発表し、試験科目の配点や面接官の評価項目及び着眼点などを確認できます。
その中で、2018年(平成31年度)より、個人面接の評価項目が以下の5つに変更になりました。
(1)意欲・情熱
(2)明朗性・協調性
(3)判断力
(4)倫理観 ←2018年より追加
(5)使命感
新しく追加された上記(4)倫理観に関してより詳しく見ると、
・教育公務員として高い倫理観を有しているか。
・教育公務員としての高い規範意識を備え、社会的責任を自覚して勤務しようとする意識があるか。
という点を見ているようで、この項目が追加されたことによって不祥事についての考えを問う質問が増えたと考えられます。
昨年度のものになりますが、選考方針については下記をご覧ください。
・平成32年度埼玉県公立学校教員採用選考試験選考方針(小学校等教員・中学校等教員・養護教員・栄養教員)
・平成32年度埼玉県公立学校教員採用選考試験選考方針(高等学校等教員・特別支援学校教員)
このように、埼玉県では試験前(例年5月頃)に「選考方針」が発表されるため、必ず試験前に教育委員会のHPにて確認し、個人面接や他の人物試験対策に臨みましょう!
さいたま市は、毎年2次試験終了後に選考方針等を発表するので、さいたま市ご志望の方は前回の試験の選考方針をぜひ参考にしてみてくださいね。
(平成32年度採用さいたま市立学校教員採用選考試験選考方針)
選考方針だけではなく、埼玉県の教員になるために知っておくべき資料は他にもたくさん埼玉県が公表しています。
情報をたくさん収集しておくことは、必ず人物試験対策の点数の伸びにつながります!
是非、筆記試験対策だけではなく、教育委員会のHPなどをチェックして情報収集も少しずつ行うことをお勧めします!
東京アカデミーでは、みなさんの合格をサポートさせて頂くために
下記のイベントを開催いたします!
こちらは人物試験突破のために文部科学省や自治体の教育施策について知るイベントです。無料イベントですので、ぜひお気軽にご参加ください。
また、その他にも大宮校では、埼玉県・さいたま市対策の通学講座や短期講座などを行います!
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ぜひ東京アカデミーで一緒に合格を目指しましょう!