東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは!チューターのSです!
今回は、昨年受験した国家一般職相当の農林水産省畜産系技術職員採用試験について書きます。
あくまで昨年度のスケジュール等になりますが、畜産職を志望される方の少しでも参考になればと思います。
★一次試験について
試験会場は、農林水産省本省(東京都内)、北海道農政事務所(札幌市)、東北農政局(仙台市)、中国四国農政局(岡山市)の4会場から受験申込時に選ぶ形です。本省は、100名程度、岡山は、20名程度いました。
9:25から基礎能力試験を140分受け、1時間程度の昼食休憩の後、記述式の専門試験を受けました。15分程度の小休憩のあと、多肢選択式の専門試験が180分ありました。3つの試験すべてで、解答が早く終わった人は、退室が可能でした。この日の試験の予定終了時刻は17:15でしたが、私は、16:30には、退室していました。(私が退室する際、部屋に残っていた人は1人でした。)
★二次試験について
二次試験は農林水産省本省で行われました。二次試験の前に、畜産系技術職に採用された際に配属される機関(本省、家畜改良センター、FAMIC、動物検疫所)の業務説明会、官庁訪問が開催されました。業務説明会や官庁訪問への参加案内は、一次試験の合格通知と同封されていました。書類数が多いですが、しっかりとすべてに目を通して行きたい機関の業務説明会や官庁訪問は積極的に参加するのが良いと思います。
面接の際に志望動機を話しやすくするために、業務説明会の参加をおすすめします。
家畜改良センター、FAMIC、動物検疫所での業務説明会や官庁訪問は、予約制でしたが、早めの予約をして見逃しが内容にしたらいいと思います。
二次試験自体は、8月の15、16の2日間のどこかで行われました。本省の官庁訪問が13,14の2日間での設定で、二次試験の日程と同じ様式でおくられてくるのですが、本省希望ではない人は本省の官庁訪問に参加しなくてもいいそうです。参加してない人は少なかったです。
私は、動物検疫所と本省の官庁訪問に参加しました。動物検疫所は、1回面接が行われ、3人の面接官おり、終始和やかの雰囲気で行われました。
聞かれたこと・・・
・出身
・動物検疫所のことは、いつ、どうやって知ったか?
・現在の動物検疫における問題点は?
・動物検疫所が何の家畜疾病に対して、防疫を行っているか知っていますか?
・全国転勤についてどう思うか?(家族は何と言っているか?)
・動物検疫所がどこにあるか知っているか?
・動物検疫所でやりたい仕事は?
時間は15分ぐらいでした。
本省は、1対1の面接が3回行われました。時間は、15~20ぐらいだったと思います。
3人中1人の面接官は、動物検疫所での官庁訪問にもいた方でした。
聞かれたこと・・・
・人から見て、自分はどういう人だと思われているか?
・上の質問より→あっているか?自分は自分のことをどう思うか?
・総合職に落ちた敗因は何だと思うか?←この時点でメンタル落ちてきました。
・本省に行きたいと言っておきながら、ここでは、動物検疫所が第一希望なのは、かなり矛盾があるんじゃないか?(どっちにもいい顔してるの?というようなニュアンスのこともいわれましたが、動物検疫所に変えた理由があったので、そのことをしっかりと説明したら理解していただけました。)
このような感じでとげのある質問が多かったです。
翌日に二次試験面接がありました。前日に意地悪な発言をした面接官がいるだろうと考えて、その人に昨日より少しでも成長してる姿を見せたいと思って臨みました。
二次面接で聞かれたこと・・・
・志望先に変更はないか?
・志望先の割合(第一志望先にどれぐらい行きたいかをパーセンテージで聞かれました。)
・部活はなにをしていたか?
・部活でのポジションはどこか?←面接官的には、まとめ役ですとかそういう回答を期待していたんだと思いますが、私は、何も考えずに、「フォワードです、slum dunkの流川楓のポジションです。」と的外れなことを言っていました。
・全国転勤は大丈夫ですか?
などなどでした。
前日の本省の官庁訪問に比べ、かなり和やかな印象でした。私と同じく、官庁訪問や二次面接を受けていた人は、官庁訪問が和やかで二次面接は、とげを刺された印象だったそうです。
面接会場自体は、特に大きくないのですが面接官が8人ぐらいとただ見ているだけの人が4人ぐらいいたのでまず、人の多さに圧倒されるかもしれませんが、落ち着いて、笑顔で、聞かれたことについて、まっすぐに真面目に答えたら大丈夫だと思います!