東京アカデミー大分校
ブログ
さて、先月から多くの国家公務員、地方公務員試験の日程等詳細が発表されており、3月に入りましたが、今月からいよいよ受験申込手続きが開始される試験もあります!申込受付期間や申込手続き方法などしっかり確認の上、申込み等忘れることがないように十分注意していきましょう!
来月4月に一次試験が実施されるもので、試験内容など従来から変更が入るものもあります。九州エリアの4月に実施される主な試験の変更点を以下にまとめてみました。(2020.2.28現在各自治体HP等での発表内容より)
★福岡市行政事務(行政(特別枠) 試験
・一次試験日が約3か月前倒しされ4月に実施予定
・一次試験内容が教養試験からSPI3に変更
★佐賀県(特別枠)試験 【一次;4/12(日)】
・「スポーツ特別枠」の新設
★大分県(行政特別枠)試験 【一次;4/19(日)】
・「行政」区分のみ「特別枠試験」を4月に実施(新設!)。
・一次試験内容はSPI3(能力検査のみ)
・アピールシートを受験申込時に提出
★鹿児島県(行政特別枠)試験 【一次;4/19(日)】
・一次試験内容がSCOAからSPI3に変更
上記のように、試験日程や試験内容、試験制度など前年度から変更が入り、その変更内容によっては、対策すべき内容自体も変えなければならない場合もありますので、今後も志望先のHPなどはしっかりチェックし、試験情報には敏感になっておきましょう!
尚、このような、早い時期に実施される試験を受験するかどうか迷う方もいるかもしれませんね。
公務員志望の方のほとんどは、複数の公務員試験を受験されていると思いますし、もちろん東京アカデミーの過去の受講生のほとんどが様々な試験を併願受験しています。
公務員試験を受験するにあたり、「併願は鉄則」と言われますが、なぜ併願受験することが大切なのか、理由は色々とあります。
例えば、
まず、一次試験前の話になりますが、受験申込手続きやエントリーシートの提出など、本命の試験前に段取りを把握して経験しておけば、その後の本命試験もこれらがスムーズにできるはずです。
エントリーシートやアピールシートは、当然まず自己分析や志望先分析をしてからでないとなかなか書けないものです。いずれ必ずやらなければならない自己分析や志望先分析を早めにやっておけば、後から時間をかけなくてすみますもんね。
一次試験については、受験会場や試験全体の雰囲気、流れも分かり、時間配分も体感できます。模擬試験も本番の雰囲気を味わえるのでとても大事ですが、実際の本試験を経験しておけば、動揺することなく、よりいい緊張感で本命の試験に臨めるかもしれません。
尚、過去のアカデミーの受講生で、早い時期の試験で二次試験まで進み、面接まで経験できたことが本命試験の面接で大いに役立った、という方も少なくありません。本命の試験前に面接などの二次試験も経験できる可能性があるということは、かなり大きいですよね。
例えば、例年出題されないような分野からの出題が多かった。かなり最近の時事問題から出題された。施行前または施行後の法改正に関連した問題が出題された。など、試験の傾向やトピックスなどを把握することができ、また、早い時期に受けた試験に出題された問題と類似した問題が、その後の本命試験に出題されて正解できたという過去の受講生もいます。
本命の試験には残念ながら不合格でも併願受験していた試験に最終合格し、その合格先で公務員として充実した生活を送っている過去の受講生も大勢います。合格できる可能性を高めるには、多くの試験を併願して、もし複数の試験に最終合格した場合は、その後、どこの採用に応じるかを慎重に選択しましょう。
尚、就職先を特にこだわらない方で、6月下旬の地方上級試験でどの自治体を受験するか悩む方がいるかもしれません。そんな方は、ひとまず受験を迷っている同一日の複数の自治体に、ひととおり受験申込をしておくことをおススメします。
一次試験前に受験申込者数をHPに掲載する自治体もあり、採用予定者数に対しての受験申込者数を受験先決定の参考の一つにし、一次試験直前ギリギリに最終的な受験先を決定して見事合格を手にした過去の受講生もいます。
公務員試験の多くは、年に1回しか実施しないので、本命の試験に残念ながら不合格であれば、また翌年以降に受験しなければならないケースがほとんどです。
前述の①、②、③以外にも併願受験のメリットはあると思いますが、『あの試験に受験申込手続きをしておけばよかった~』、『やっぱり受験しておけばよかった~』などと後悔することがないように、各試験の試験概要や仕事内容等しっかり確認した上で、受験できるうちに積極的に併願することが大切です!