東京アカデミー東京校
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こんにちは。教員採用試験の予備校=東京アカデミーの吉崎です。
この時期、各自治体で今年度の教員採用選考試験の概要が発表されています。
「いよいよ!」です、早めに志望する自治体の選考試験情報を確認しておきましょう。
さて、受験に際しての第一関門ともなるのが、願書(志願書)の作成ですね。
願書に記入したことは、面接試験においても記入したことをもとに質問される場合も多いですから、心して準備しておく必要があります。
そして、準備する中で意識して頂きたいのは、読み手(面接官)に「欲しい人物」と思わせるようにすることです。
そのためには、しっかりと自分のことをアピールできるようにしましょう。
では、アピールするためにはどうしたら良いか、以下のことを参考にして頂けたらと思います。
○自分の経験からの学び(実績)をアピールすること
アメリカの教育学者デービット・コルブ(David Kolb)が唱えた経験学習理論です。
★ 経験学習理論:「具体的経験」・「省察」・「概念化」・「試行」の4段階からなる学習サイクル
「具体的経験(Concrete Experience)」:その人自身の状況下で、具体的な経験をする
「省察(Reflective observation)」:自分自身の経験を多様な観点から振り返る
「概念化(Abstract Conceptualization)」:他の状況でも応用できるよう、一般化、概念化する
「試行(Active Experimentation)」:新しい状況下で実際に試してみる
例として
①「具体的経験」:これまで自分が重ねてきた具体的な経験
ex.) 部活動で全国大会に出場することができた
②「省察」:自分自身の経験を多様な観点から振り返って気づきを導き出す(経験した内容の要因を探る)
ex.) 「なぜ、全国大会に出場できたのか」考えてみる
→ 「どのように、チームワークを良くしていったのか」考えてみる
→ 「顧問の指導がどのように良かったのか」考えてみる
③「概念化」:他の状況でも応用できるよう、概念化する(「省察」の内容から教訓を得る)
ex.) a. 集団として結果を出すためには、個々人の努力だけでなく集団のもつ力が必要であることを学んだ
→ 「集団の力」とは
→ 「教師の適切な指導力」とは
④「試行」:新しい状況下で実際に試してみる(学んだことを生かして実践してみる)
ex.) 学力向上のためには、個に応じた指導がもちろん大切であるが、
それだけでなく日頃の学級経営におけるクラスの雰囲気づくりも重視して教育活動を行なっていきたい
いかがでしょうか。少しでもご参考になればうれしいです。
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