東京アカデミー京都校
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皆さん、こんにちは。
今日は前回に続き、看護師国家試験の合格率についてお話します。
前回は現役看護学生の合格率についてお話しました。
では、今回は既卒生の方の合格率です。
看護師国家試験の合格発表では、受験者全体の合格率と現役生の合格率
は明記されています。既卒生の合格率は、その数値を基に計算すれば
すぐに算出できるのですが、実際に計算する人は少ないかもしれませんね。
〔第109回〕
受験者65,569名のうち、現役生は59,320名。よって、既卒生の受験者は6,249名となります。
合格者58,514名のうち、現役生は56,175名。よって、既卒生の合格者は2,339名となります。
よって、既卒生の合格率は、37.4%となります。
現役生と比べるとぐっっと合格率が下がってしまうことがわかります。
この低い合格率は、109回の試験に限ったことではありません。
第107回は44.4%、第108回は29.2%と、109回同様合格率は低くなっています。
原因はやはり学習環境にあるといえます。病院就職が決まっていた方は看護助手や准看護師と
してお仕事を始めます。責任あるお仕事ですから、それこそ中途半端にできるものではありません。
勉強の時間がとりにくくなっていきます。
せっかく看護学生の間に培った知識がどんどん薄れていきます。
お仕事との両立は本当に大変なのです。
今、現役生の方ならこの事実を忘れずに、勉強の時間を少しでも作って対策を始めてください。
そして、既卒生の方は、お仕事と両立していくならなおのこと、対策を進行する上での指針として
東京アカデミーをぜひ活用いただけたらと思います。
何回か受験しているけれど「あと1点足りなくて」というお声をよく聴きます。
おそらくそれはあと1点の問題ではなく、学力の土台が揺らいでいるのだと思います。
松本先生の講義で、基礎をやり直し学習方法も見直していきませんか。
いつでもご相談ください。