東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは!鹿児島校チューターのNです。
すでに受験申込受付が始まっている試験もあり、本格的に追い込みを開始されている方も多いのではないでしょうか?
なので、今回は、試験の併願について、メリット・デメリットを書きたいと思います。ちなみに、公務員試験は、日程が被らない限りいくつでも受けることが可能です。試験を受ける費用もかからないので、自分はいくつか併願することをオススメします。
それでは、メリット・デメリットを見ていきます。
併願するメリットは、主に3つあります。
①本番の雰囲気を知ることができる
併願先がいくつかあると、試験会場独特の雰囲気を知ることができます。また、受験申込や書類の提出など、試験全体の流れも実際に体験することができます。本命試験をいきなり受けるのは、心配という方も多いのではないでしょうか? 適度な緊張感で本番に臨むためにも志望の低い試験を先に受けておくのも作戦の一つだと思います。筆記試験に受かれば、面接試験の練習にもなります。
②自分の実力が分かる
自分が併願先を増やしていて良かったと思う一番のメリットはこれです。私は、第4志望の筆記試験を早い時期に受けて勉強不足をものすごく痛感し、そこから必死に勉強するようになりました。公務員試験はだいたい国家公務員総合職などの難しい試験から順に行われる傾向があるので、レベルの高い試験で自分の実力を測ってみると、勉強のモチベーションにもつながると思います。
③視野と選択肢が広がる
自分の志望する自治体を知るためには、他の自治体を知ることも一つの手だと思うので、本命のために知識を広げる機会としても、併願先を増やすのはオススメできます。自分はやらないといけない状況に追い込まないと何もしない人間だと自覚していたので、面接試験があるという状況に追い込んで、併願先の情報収集をしました。おかげで本命の試験のときに、何が他の自治体と違うのか、明確に伝えることができました。また、他の自治体を知ることで、やっぱり自分はこの自治体に行きたいなという再確認もできました。
公務員試験は、第一志望と第二志望の二次試験日が被るということもありえるため、併願していると選択肢を確保することもできます。
次は、デメリットを見ていきます。
①本命試験の勉強との両立が大変
併願先が多い人は毎週試験になる時期も出てきます。なので、面接対策に時間を取られて筆記の試験勉強がおろそかになる可能性があります。しかし私の場合は、すぐ飽きる性格なので面接練習があったおかげで筆記の勉強も乗り切れたというありがたい面もありました。(笑)
②移動費がかかる
併願先の試験会場が遠い場合、移動費がかかります。国家公務員などは県外で試験を受けることも多いので、複数受けると大変です。ただ、自分の人生に関わることですので、どうするか難しい所です。
以上が併願の大きなメリット・デメリットだと思います。受験日程が決まると勉強する科目も確定し、勉強スケジュールも立てやすくなります。志望度、日程などと考慮して、併願先を決めてみるのはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。