東京アカデミー立川教室
ブログ
こんにちは。
東京アカデミー立川校の福島です。
東京都の教員採用試験の要項が発表されました。東京都教育委員会のサイトでご確認くださいネ(小学校の定員が減っています・・・)。
さて、教員採用試験の学習を進めているならば、ぜひ、この資料は読みましょう!という超重要資料のご紹介!
3月26日に国立教育政策研究所教育課程研究センターが
「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料(小学校・中学校)について
を公表しました。
本参考資料は、
学習評価の基本的な考え方や、
各教科等における評価規準の作成及び評価の実施等について解説しているほか、
各教科等別に単元や題材に基づく学習評価について事例を紹介しています。
この資料は、今後、全国の教育委員会等に周知されるとともに、
研究所ウェブサイトで公開されています。
この資料の特長は
○ 小学校,中学校それぞれ各教科等別に作成(全 22 種類)
(「中学校版 総合的な学習の時間」については後日公表予定)
○ 各教科等の特質に応じて、学習指導要領の規定から評価規準を作成する際の手順を示している
○ 各教科等、複数の事例を掲載。事例では「指導と評価の一体化」を具現するための指導と評価の計画や具体的な評価方法等を示している
○ 観点別の学習状況について評価する時期や場面の精選について、事例の中で具体的に示している
○ 新学習指導要領や同解説、報告、通知等、各種資料の本文が円滑に閲覧できるように、当該ウェブサイトの URL をQRコードで掲載
各学校においてはこの資料等を参考にして、
新学習指導要領の重要な内容である<学習評価を含むカリキュラム・マネジメント>を
円滑に進めることで、「指導と評価の一体化」を実現し、
子供たちに未来の創り手となるために必要な資質・能力が育まれることが期待されています。
ということは、
教員採用試験においても重要な資料となってくるわけです。
東京都の教員採用試験では、単元指導計画(養護教諭では学習指導案)の提出が二次試験で求められますが、
その作成において参考にすべき資料となります。
新学習指導要領のもとにおける単元の評価基準(その作成の際の留意事項も載っています)とその具体例、ワークシートなど、参考になる記載があり(例えば、中学社会では6事例が掲載)、これを東京都教員採用試験のフォーマットに落とし込んで作成すれば、評価を受ける単元指導計画はどのようなものか、わかると思います!
神奈川県など、教科指導の模擬授業が課される自治体の採用試験でもぜひ、見ておくべきです!!
東京アカデミーでは、6月に文部科学省施策を解説する短期講習(1次試験まるわかり講座のうちの一つ)を実施しますが、この資料は重要なものとして位置づけられると思います。
けれど、受験生は「学習評価」については、あまり重きを置かない方が多いので、差をつけられるチャンスですヨ!
教員を目指すなら、是非、<東京アカデミー立川校へ>