東京アカデミー東京校
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こんにちは。公務員試験対策予備校・東京アカデミー池袋校の福田です。
大きなニュースになった兵庫県宝塚市での採用試験実施以来、国の要請もあって、いわゆる氷河期世代採用は全国の自治体に広がりつつあります。
総務省が全国の実施状況および予定をまとめてくださっています。まだ出願が間に合うものもありますので、世代的に合致する方は、ぜひ下記リンクご参照ください。
総務省:地方公共団体における就職氷河期世代支援を目的とした職員採用試験の実施状況
現時点では1次試験を4~5月に実施する自治体が多いようですが、氷河期世代採用を検討中の自治体も数多くあり、今後もいろんな時期に試験が行われそうです。
筆記は、教養(基礎能力)試験<大卒程度/高卒程度/程度不明etc.>、SPI3、社会人基礎試験など、自治体により様々で、通常の公務員採用試験同様に、論作文、面接が課されます。
そして!
政府の「就職氷河期世代支援に関する行動計画2019」で予告されていた国家公務員の就職氷河期世代採用の統一試験(今年から3年間実施予定)の概要が人事院のホームページで公表されました(下記リンク参照)。
人事院:国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)の概要
正式な要項の発表は6月ですが、本年度採用試験の区分は事務・技術・刑務官・入国警備官、1次試験は11月29日(日)に基礎能力試験(高卒程度)と作文試験、2次試験は1月下旬に面接(人事院面接ではなく採用機関による面接/刑務官・入国警備官は身体検査・身体測定・体力検査も実施)です。
受験資格は、1966(昭和41)年4月2日~1986(昭和61)年4月1日に生まれた方です。
先行実施された内閣府と厚労省の就職氷河期世代採用試験では、厚労省の受験資格において「2019(令和元)年12月25日以前1年間に正規雇用労働者として雇用されていない者、かつ、2019(令和元)年12月25日以前5年間に正規雇用労働者としての雇用期間が通算1年以下の者」という条件がありました。
国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)の概要には、上記のような条件は記載されていませんが、念のため6月に公表される正式な要項を確認された方が良いかもしれません。
東京アカデミーでも当該試験を目指される方のために、何らかの形でお力になりたいと考えております。続報をお待ちください。