人物試験について

 

こんにちは。教員採用試験の予備校＝東京アカデミーの佐野です。

本日は教員採用試験における、人物試験に関してお話しさせていただきます。

一次試験から人物試験がある自治体（例えば千葉県）や、
二次試験にある自治体（例えば東京都）、
三次試験にもまた人物試験がある自治体（例えば埼玉県）など、その形式は各自治体により異なります。

なお、特例受験などで受けられる方は人物試験のみで選考される場合もあります。

一般的に教員採用試験で課せられる人物試験は以下の三種類です。

　①　個人面接

　②　集団討論または集団面接

　③　模擬授業

 

とりわけ個人面接と模擬授業は多くの自治体で行われており、個人面接の中で志望動機や場面指導を問われることもあります。
模擬授業では、試験官が生徒役になったり、他の受験生が生徒役になったりして行う自治体もあります。

 

東京都の採用試験は集団討論と個人面接で構成されており、模擬授業がありません。
代わりに個人面接内で単元指導計画を使用した授業に関する質疑が行われます。

• 集団討論では、題目に関してはじめに１人ひとりが90秒間スピーチをし、その後20分超の集団討論が行われる。
• 個人面接では大まかに
  「面接票からの質疑」+「単元指導計画（事前に作成し、当日使用）からの質疑」+「場面指導からの質疑」で一通り行われる。

 

これら個人面接において見極められるのは、協調性や向上心、そして現場における実践力などとも言われます。
そのため、各人が現場を意識して回答できるように練習が必要となります。
早めに志望する自治体の選考試験情報を確認し、筆記試験の合間を縫って人物対策も進めていきましょう。

 

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